第58回長崎県発明くふう展(主催:㈳長崎発明協会)の表彰式が11月18日(木)、長崎工業技術センター(大村市池田)で行われ、川添薫准教授・工学部電気電子工学科医療電子コースの発明作品が大村市長賞(優秀賞)を受賞した。
川添准教授は昨年に続き2年連続の優秀賞受賞となった。
川添准教授が受賞した発明は「バルーン拡張式鼻腔前処置カニューレ」で、医療機関において経鼻内視鏡(鼻から挿入する胃カメラ)検査を行う前の処置段階で使用し、鼻腔部分の麻酔塗布と鼻腔内の狭い部分にバルーン拡張を同時に行うという発明。これにより、患者の苦痛緩和と鼻腔内の粘膜面の傷害防止に効果が期待される。
川添准教授は「この処置具を使用することにより、経鼻内視鏡における苦痛緩和と、検査時に発生する粘膜損傷が少なくなり、さらに内視鏡の検査が実施しやすくなる環境が整ったと考えています。これからもより良い医療用具を開発し医療の向上に寄与していきたい。」と今後に向け研究の意欲を語った。
会場では、県内の個人や中小企業から応募された身の回りから産業分野までの幅広い
作品が展示され、独創的でユニークな発明作品が並んだ。
○工学部電気電子工学科・医療電子コース
/faculty/engineering/clinical/
○川添研究室
http://www.elc.nias.ac.jp/kawazoe/index.html
川添准教授は昨年に続き2年連続の優秀賞受賞となった。
川添准教授が受賞した発明は「バルーン拡張式鼻腔前処置カニューレ」で、医療機関において経鼻内視鏡(鼻から挿入する胃カメラ)検査を行う前の処置段階で使用し、鼻腔部分の麻酔塗布と鼻腔内の狭い部分にバルーン拡張を同時に行うという発明。これにより、患者の苦痛緩和と鼻腔内の粘膜面の傷害防止に効果が期待される。
川添准教授は「この処置具を使用することにより、経鼻内視鏡における苦痛緩和と、検査時に発生する粘膜損傷が少なくなり、さらに内視鏡の検査が実施しやすくなる環境が整ったと考えています。これからもより良い医療用具を開発し医療の向上に寄与していきたい。」と今後に向け研究の意欲を語った。
会場では、県内の個人や中小企業から応募された身の回りから産業分野までの幅広い
作品が展示され、独創的でユニークな発明作品が並んだ。
○工学部電気電子工学科・医療電子コース
/faculty/engineering/clinical/
○川添研究室
http://www.elc.nias.ac.jp/kawazoe/index.html