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国際会議icSmartGrid 2020でBest Paper Awardを受賞しました。

国際会議icSmartGrid 2020で
Best Paper Awardを受賞

大学院新技術創成研究所は,文部科学省が推進する大学発グリーンイノベーション事業の一つである「緑の知の拠点事業」を2011年12月に開始し,2014年3月に終了しました。「緑の知の拠点事業」は,『次世代グリーンエネルギーデバイスのシミュレーションモデル化と学内マイクログリッドを用いた評価・検証試験』という課題で実施され,本学が「学術フロンティア推進拠点」として実施してきた環境エネルギー技術の集大成です。
この事業を基盤として,電気電子情報部門のグリーンイノベーション/スマートグリッドの研究グループ(田中義人 教授,松井信正 教授,黒川不二雄 特命・学術教授,水野裕志 客員研究員)は,2020年(令和2年)6月17日から19日にフランス・パリで開催された国際会議icSmartGrid 2020において「Best Paper Award」を受賞しました。
icSmartGrid 2020は,国際電子ジャーナルInternational Journal of Renewable Energy and Research (IJRER) およびInternational Journal of Smart Grid (ijSmartGrid)」が主催し,2018年は長崎市で開催され,2019年にはオーストラリア・ニューキャッスル市で開催されました。今年のフランス・パリの開催では,COVID-19のパンデミックの影響で,Digital ConferenceとしてWeb会議形式開催されました。この国際会議は,スマートグリッド技術に関係する太陽電池,風力,バイオマス,バイオ燃料,燃料電池,地熱発電などのグリーンエネルギー源とその電力変換回路やシステム,さらには省エネ技術に関するものです。毎年,採択率は50%程度であり,発表件数は厳しく絞り込まれ,密度の濃い議論が成されています。今大会,最優秀賞1件,優秀賞2件の受賞の内,最優秀賞を受賞しています。