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環境系実習の様子がテレビで紹介される(5/30)

 長崎総合科学大学では、社会の持続可能な発展を目指す立場から、環境保全を念頭に置いた様々な実習を行っている。
 そのうちのひとつ、人間環境学部の「南串山町における有機農業に関する実習」(担当:繁宮悠介人間環境学部講師)の様子が5月30日、NHK「おはよう日本」のローカル枠で紹介された。
 農薬や遺伝子組み換え作物など、食の安全性に関する不安が現行農法につきまとい、作物を食べる人間だけでなく、生態系にも悪影響を及ぼすことが危惧されている。この実習では、現行農法とは異なり、省農薬・有機・多品種少量栽培・ネット注文販売を行っている松尾農園を訪ね、その理念や困難さ、工夫、野菜や食物のあるべき姿について、レクチャーを受けながら実際に農作業を行う。学生は、食物生産の現場を体験し、様々な生産方法と生産者の考え方があることを知り、各自の食環境を見直し、現行農業の自然環境への影響について考えるきっかけとなる。
 写真は5月1日に同農園で実習した際の様子。
 本学ではその他、「佐世保周辺における養蜂業の見学」「大村湾周辺海域のカブトガニ幼生調査」などの実習も行っている。