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V・ファーレン長崎取締役の森氏が講演 第1回公開講演会が開催される(7/20)

 長崎総合科学大学 2007年度 第1回 公開講演会(情報学部経営情報学科主催)が7月20日(金)、長崎歴史文化博物館で開催され、市民、学生ら合わせて約100名が聴講した。
 講演会では、「スポーツで豊かな長崎を創る」と題して株式会社 V・ファーレン長崎 取締役の森 貴信氏が講演。同氏は自らが同社取締役へ転進した経緯を紹介したうえで、海外留学や一流企業での海外勤務等の自らの豊富な経験をもとに、世界的な経営の流れ、世界的に普遍性のある価値観について触れた。
 また、スポーツビジネスの特徴とケーススタディとして、アルビレックス新潟などを例にとり説明し、長崎の場合は、プロスポーツが存在せず、それぞれ盛んなスポーツがあり、高校生のレベルは高いが、卒業後の受け皿がないことなどについて指摘した。
 そのうえで、V・ファーレン長崎の将来ビジョンについても述べ、サッカーのみならず、野球や陸上など、子供からお年寄りまで県民参加型の総合型地域スポーツクラブの構想について明らかにし、県民の皆様の更なる協力の必要性を訴えた。
 講演後のパネル・ディスカッションでは森氏と本学情報学部経営情報学科教授の平坂敏夫氏と同学部助教の藤野真氏の3者で、スポーツビジネスの現状と可能性、課題などについて意見が述べられた。
 会場からも多くの質問があり、V・ファーレン長崎ならびに長崎におけるスポーツビジネスの可能性に対する期待と関心の高さが伺える講演会となった。

◎長崎総合科学大学 情報学部 経営情報学科について
http://www.nias.jp/faculty/information/index.html#02

◎V・ファーレン長崎 公式ホームページ
http://www.v-varen.com/

講演するV・ファーレン長崎取締役の森 貴信氏

講演するV・ファーレン長崎取締役の森 貴信氏

会場は多くの人で賑わった

会場は多くの人で賑わった

パネルディスカッションの様子。左より平坂教授、森氏、藤野助教

パネルディスカッションの様子。左より平坂教授、森氏、藤野助教