バークガフニ環境・建築学部長のグラバー園青空教室が大好評(5/3～5/5)

　ブライアン・バークガフニ環境・建築学部長がゴールデンウィーク期間中の5月3日～5日、長崎市南山手のグラバー園で開催された青空教室で同園の歴史や英国商人トーマス・グラバーの歴史などを解説した。
　これは、同園のゴールデンウィークに合わせた特別企画で昨年に続き開催された。
　バークガフニ環境・建築学部長は、同園の名誉園長でもあり、比較文化、長崎の国際交流史が専門で、グラバー家をはじめとした旧長崎外国人居留地に関する研究論文や著書を多数執筆している。
　5月5日の青空教室では、晴天の下、多くの観光客で賑わう中、知られざる居留地の平和的意義や、フレデリック・リンガーの功績などを紹介。グラバー邸の建築手法にも触れ、「洋館」と言われるが、日本の棟梁が伝統的工法で建築した建物で「和洋折衷」と指摘。
　時々、ジョークを交えながら日本の近代化に貢献した居留地の役割についての解かりやすい解説に、立見が出るほどの盛況ぶりで、参加者からも多数の質問があった。

○長崎総合科学大学に環境・建築学部が誕生
http://www.nias.jp/new2009/index.html

○長崎総合科学大学　環境・建築学部
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