「第2回長崎県臨床工学会」が10月4日(日)、本学グリーンヒルキャンパスにおいて開催された。
この学会は長崎県臨床工学技士会が主催し「だいじょうぶ?安全対策!」をテーマに、講演や研究発表のほか、医療機器の展示が行われ、医療従事者や医療メーカー担当者および本学学生合わせて約200人の参加で行われた。本学学生もスタッフとして協力した。
はじめに、川添薫 工学部電気電子工学科医療電子コース准教授が「臨床工学技士育成の現状と今後の課題」と題し教育講演を行った。
講演では、臨床工学技士の必要性と医療環境の整備について現状を解説。中でも長崎における離島医療、地域医療についての取り組みを紹介「地方でできることを地方の大学が目指さないといけない」と意欲を示した。
今後の課題として、臨床施設側に臨床工学技士の人員確保や賃金面での理解を提言、教育現場としては教員が臨床現場での実習を継続することの重要さ、最新実習機材の充実、臨床実習施設との連携を課題に挙げた。
一般演題では5つのテーマが用意され、その内本学からは荒木聡子さん(電気電子工学科医療電子コース3年)が「睡眠時無呼吸症候群に対する安眠まくらの開発」と題し、睡眠中の無呼吸時に気道を確保するエアーポンプ型の”安眠まくら” の開発を発表した。
続いて、水野裕志君(大学院修士課程電子情報学専攻2年)が「無線技術を用いた看護支援システムの開発」と題し、実際に離島に出向いてフィールドワークを重ねた使いやすい看護システムとこれに連携した新しい無線式の医療診断機器の開発研究を発表した。
他にも招聘講演や医療メーカーの講座、ディスカッションなどが行われた。また別の会場では、医療メーカーによる最新の医療機器も展示され、医療関係者で盛況だった。
○工学部電気電子工学科医療電子コース
/faculty/engineering/clinical/index.html
この学会は長崎県臨床工学技士会が主催し「だいじょうぶ?安全対策!」をテーマに、講演や研究発表のほか、医療機器の展示が行われ、医療従事者や医療メーカー担当者および本学学生合わせて約200人の参加で行われた。本学学生もスタッフとして協力した。
はじめに、川添薫 工学部電気電子工学科医療電子コース准教授が「臨床工学技士育成の現状と今後の課題」と題し教育講演を行った。
講演では、臨床工学技士の必要性と医療環境の整備について現状を解説。中でも長崎における離島医療、地域医療についての取り組みを紹介「地方でできることを地方の大学が目指さないといけない」と意欲を示した。
今後の課題として、臨床施設側に臨床工学技士の人員確保や賃金面での理解を提言、教育現場としては教員が臨床現場での実習を継続することの重要さ、最新実習機材の充実、臨床実習施設との連携を課題に挙げた。
一般演題では5つのテーマが用意され、その内本学からは荒木聡子さん(電気電子工学科医療電子コース3年)が「睡眠時無呼吸症候群に対する安眠まくらの開発」と題し、睡眠中の無呼吸時に気道を確保するエアーポンプ型の”安眠まくら” の開発を発表した。
続いて、水野裕志君(大学院修士課程電子情報学専攻2年)が「無線技術を用いた看護支援システムの開発」と題し、実際に離島に出向いてフィールドワークを重ねた使いやすい看護システムとこれに連携した新しい無線式の医療診断機器の開発研究を発表した。
他にも招聘講演や医療メーカーの講座、ディスカッションなどが行われた。また別の会場では、医療メーカーによる最新の医療機器も展示され、医療関係者で盛況だった。
○工学部電気電子工学科医療電子コース
/faculty/engineering/clinical/index.html