長崎総合科学大学第4回公開講演会「建築と構造デザインの可能性」が10月31日(土)、長崎県美術館ホールにて、一般来場者、学生、教職員を含め約90名の参加で開催された。
はじめに村田明久建築学科主任が開会の挨拶を述べた。
世界的に活躍されている建築構造家・法政大学教授佐々木睦朗氏を講師に招き「構造デザインの現在」と題し基調講演を行った。
佐々木氏は、構造全体を複数の観点から検証、いろいろな要素が混ざり合いデザインができ上がることを解説。中でも力学的・合理的な構造であるのがガウディの建築物であること、アーチ構造や現在のシェル構造に繋がっていることを話された。
線と面を基調とした建物や、シェル構造の屋根、床の曲線設計で苦労した地面から浮き上がっているシェル構造の建物、樹木の形のようなチューブ構造が特徴の外国で建造中の大型ビルなど、これまで設計された独創的で大胆な建築構造物が次々とスライドで紹介され、会場はそのユニークさと規模の大きさに圧倒された。
続いての”トーク”は、「建築と構造デザインの可能性」と題し、佐々木氏と林建築学科教授で進行。佐々木氏設計の建築構造物の構想から実現までの進め方などを会場にわかりやすく説明した。建築材料の選定、コストパフォーマンスを念頭におきながら、最初のデザインを保ち設計チーム全員の共有イメージとして進めることの重要性を話された。
これからの可能性として、現代社会の多様化や石油の枯渇が問題化される中で、人間がいかにあるべきかと建築がどうあるべきかとは繋がっていると示し、古代建造物や空間利用を例に挙げ、次世代の建築の役割についてディスカッションした。
●長崎総合科学大学 第4回公開講演会
「建築と構造デザインの可能性」
◇基調講演 「構造デザインの現在」
講演者:建築構造家・法政大学教授 佐々木 睦朗 氏
◇トーク 「建築と構造デザインの可能性」
佐々木 睦朗 氏
環境・建築学部建築学科 教授 林 一馬
○環境・建築学部建築学科
http://www.arch.nias.ac.jp/main/top.html
はじめに村田明久建築学科主任が開会の挨拶を述べた。
世界的に活躍されている建築構造家・法政大学教授佐々木睦朗氏を講師に招き「構造デザインの現在」と題し基調講演を行った。
佐々木氏は、構造全体を複数の観点から検証、いろいろな要素が混ざり合いデザインができ上がることを解説。中でも力学的・合理的な構造であるのがガウディの建築物であること、アーチ構造や現在のシェル構造に繋がっていることを話された。
線と面を基調とした建物や、シェル構造の屋根、床の曲線設計で苦労した地面から浮き上がっているシェル構造の建物、樹木の形のようなチューブ構造が特徴の外国で建造中の大型ビルなど、これまで設計された独創的で大胆な建築構造物が次々とスライドで紹介され、会場はそのユニークさと規模の大きさに圧倒された。
続いての”トーク”は、「建築と構造デザインの可能性」と題し、佐々木氏と林建築学科教授で進行。佐々木氏設計の建築構造物の構想から実現までの進め方などを会場にわかりやすく説明した。建築材料の選定、コストパフォーマンスを念頭におきながら、最初のデザインを保ち設計チーム全員の共有イメージとして進めることの重要性を話された。
これからの可能性として、現代社会の多様化や石油の枯渇が問題化される中で、人間がいかにあるべきかと建築がどうあるべきかとは繋がっていると示し、古代建造物や空間利用を例に挙げ、次世代の建築の役割についてディスカッションした。
●長崎総合科学大学 第4回公開講演会
「建築と構造デザインの可能性」
◇基調講演 「構造デザインの現在」
講演者:建築構造家・法政大学教授 佐々木 睦朗 氏
◇トーク 「建築と構造デザインの可能性」
佐々木 睦朗 氏
環境・建築学部建築学科 教授 林 一馬
○環境・建築学部建築学科
http://www.arch.nias.ac.jp/main/top.html