「地域の活性化を目指した 医・農・工 産学官連携技術シンポジウム ”産学官連携技術交流会in長崎”」が11月19日(木)、サンプリエール(長崎市元船町)において、産学官の研究者、一般来場者を含め約100名の参加で開催された。
このシンポジウムは、長崎県内の産学官の取り組みを紹介し、新しい産業の創出について考えようと、㈶九州産業技術センターが主催、本学も共催し実行委員会事務局として参加した。
はじめに、主催者を代表し㈶九州産業技術センター専務理事 前田昌三 氏と、実行委員長の山邊時雄 本学新技術創成研究所教授が開会の挨拶を述べた。
基調講演として「産学官連携の新しい方向への進展」と題し、京都大学産官学連携本部長・本学大学院客員教授 牧野圭祐氏が、京都大学の産学官連携活動の現状と、海外有力大学との国際的な産官学連携の取り組みについて講演を行った。
続いて、県内における産学官連携の事例報告が5件、シーズ発表が6件行われた。
そのうちのシーズ発表で、石橋康弘環境・建築学部人間環境学科教授が「超高温可溶化技術を用いた高効率メタン発酵技術の開発」と題し、有機性廃棄物(家畜の糞尿、下水処理場の排出汚泥など)を原料としたメタン発酵で、可溶化菌を用いることによる高効率メタン発酵により、従来より効率よくメタンガスを回収しエネルギー変換する研究について発表した。
この取り組みは経済産業省の低酸素社会に向けた技術発掘・社会システム実証モデル事業に採択され、長崎市東部下水処理場において、本年11月より実証試験をする具体例も報告された。
●産学官連携技術交流会in長崎 式次第(演題、講演者)pdf
http://www.nias.jp/event/menu1119.pdf
●関連トピックス(石橋教授の採択について)
/cgi-bin/news/news_view.cgi?KEY=1084
このシンポジウムは、長崎県内の産学官の取り組みを紹介し、新しい産業の創出について考えようと、㈶九州産業技術センターが主催、本学も共催し実行委員会事務局として参加した。
はじめに、主催者を代表し㈶九州産業技術センター専務理事 前田昌三 氏と、実行委員長の山邊時雄 本学新技術創成研究所教授が開会の挨拶を述べた。
基調講演として「産学官連携の新しい方向への進展」と題し、京都大学産官学連携本部長・本学大学院客員教授 牧野圭祐氏が、京都大学の産学官連携活動の現状と、海外有力大学との国際的な産官学連携の取り組みについて講演を行った。
続いて、県内における産学官連携の事例報告が5件、シーズ発表が6件行われた。
そのうちのシーズ発表で、石橋康弘環境・建築学部人間環境学科教授が「超高温可溶化技術を用いた高効率メタン発酵技術の開発」と題し、有機性廃棄物(家畜の糞尿、下水処理場の排出汚泥など)を原料としたメタン発酵で、可溶化菌を用いることによる高効率メタン発酵により、従来より効率よくメタンガスを回収しエネルギー変換する研究について発表した。
この取り組みは経済産業省の低酸素社会に向けた技術発掘・社会システム実証モデル事業に採択され、長崎市東部下水処理場において、本年11月より実証試験をする具体例も報告された。
●産学官連携技術交流会in長崎 式次第(演題、講演者)pdf
http://www.nias.jp/event/menu1119.pdf
●関連トピックス(石橋教授の採択について)
/cgi-bin/news/news_view.cgi?KEY=1084