右から、J. Gragger教授（General Chair）、黒川不二雄学長（General Co-chair）、Kolar教授（受賞者）、Colak教授（General Co-chair）
2025年10月27日(月)～10月30日(木)に、オーストリア・ウィーンで開催された14th International Conference on Renewable Energy Research and Applications 2025（第14回再生可能エネルギーに関する国際会議、ICRERA 2025）において、本学の新技術創成研究所 電気電子情報部門 特命教授Johann W. Kolar氏が最優秀賞のFirst Best Paper Awardを受賞しました。
ICRERA 2025は太陽電池、風力、バイオマス、バイオ燃料、燃料電池、地熱発電などのグリーンエネルギー源とその電力変換回路やシステム、省エネ技術に関する国際会議です。
その分野は、電力変換器やモータドライブ回路技術、回転機技術、照明技術を始めとする電気系はもとより、機械系、化学･材料系、土木系まで含む幅広いものであり、世界各国の研究者や技術者が集い、密度の濃い議論が成されました。
今回の国際会議では64カ国から526件の論文の提出があり、厳しく審査され、327件(約62%)の論文が発表されました。その中で最も優れた論文としてFirst Best Paper Awardが贈られています。
会議情報
- 会議名称
- 14th International Conference on Renewable Energy Research and Applications 2025（ICRERA 2025）
- 日時：2025年10月27日(月)～10月30日(木)
- 会場：ウィーン応用科学大学、ウィーン市、オーストリア
- 委員長等氏名
- General Chair： Prof. Johannes Gragger
- General Co-Chair： Prof. Ilhami Colak
- General Co-Chair： Prof. Fujio Kurokawa
- URL：https://www.icrera.org
- 論文タイトル
- Experimental Verification of Single-Phase Supplied Motor Power Pulsation Buffer Dual-Inverter Variable Speed Drive
- 著者
- Spasoje Miric (Institute for Mechatronics, Faculty of Technical Sciences, University of Innsbruck, Innsbruck, Austria）
- Junzhong Xu (School of Electrical Engineering, Shanghai Jiao Tong University, Shanghai, China)
- Jonas Huber, Michael Haider, Samuel Kaelin, Dominik Bortis (Advanced Mechatronic Systems Group, ETH Zurich, Zurich, Switzerland)
- Johann W. Kolar (Nagasaki Institute of Applied Science, Nagasaki, Japan)