｢環黄海経済圏ビジネス講座｣が開催される(12/20、21、25)

　経済産業省中小企業庁が取り組む平成１９年度若者と中小企業とのネットワーク構築事業の1つ｢環黄海経済圏ビジネス講座｣が12月20日、21日、25日の3日間、本学学生を対象に本学内で開催された。
　本事業は、昨今の景気回復と大企業の人材採用拡大により、中小企業において競争力の要となる人材の確保が困難となっている状況を打破するため、若者が就職先を決めている大きな要因がやりがいであることに着目し、中小企業の魅力ややりがいを若者に発信することを通じて、中小企業の人材確保を後押しするもので、平成１８年度から実施されている。
　今回の講座は、長崎地区における環黄海経済圏ビジネスに携わる人材育成および地場企業の人材獲得支援のために本学で開催されたもので、長崎県内の大学では本学がはじめての試み。
　参加した学生は、3日間で中国、韓国の概要や産業構造、環黄海経済圏の製造業、サービス業、貿易等の知識や国際ビジネスのマナー等について学んだ。
　また、最終日の25日の午後からは、環黄海経済圏ビジネス取組企業の成功事例セミナーが開催され、学生のほか、長崎県内企業や福岡の中小企業の代表者等が出席し、講演やパネルディスカッションも開催。その後、環黄海経済圏取組企業と学生とのマッチング面談会も開催され、学生たちは参加した企業から、実際のビジネスの状況や就職活動に関するアドバイスを聞く良い機会となった。

○受講した学生の感想
　日本は海外の歴史や考え方をもっと知る必要があると感じました。また、企業面談では中小企業のトップの考え方や就活のアドバイスを聞けて仕事に対する価値観が広がました。