寮歌
作詞 造船22年卒 大下 法行
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茫漠 たりや玄海の
緑に青く海深し
理想の海に漕がんかな
我等が叡智の色ぞこれ - 入日に告ぐる
梵鐘 の
余韻を聞きて佇 めば
清き泉滾々 と
暮明に煙 る南蛮寺 - 真白き
海馬 追い駈けり
轟然散って岩を咬 む
怒りて狂う寒風は
猛き男子 の情熱か - 漁火霞む浜に立ち
友達 集いて歌うとき
我若人の感激を
緑酒を汲みて舞わんかな
別離の歌
作詞 機械20年卒 前田 陸奥夫
- 唐の都に月を見て
祖国 の山河しのび泣く
かの麿人 のそれに似て
ふるさと慕ふ日もありき。 -
歴史 にあくがれ古跡なる
やまに遊びし日もありき
又はさすらいの人となり
石を抱 きし日もありき。 - 春知るころの苦しさに
浜辺に出でて櫓 をとれば
身を浮き舟の浮き沈み
あくがれ渡る日もありき。 - 玄海寮の想い出は
あげつらふべき術 もなし
星なき夜の漁火 も
などその数に及ぶべき。 - 君と吾との草枕
たどりし道の遙けくも
夢あらばとてたどりしを
涙にぬるる旅衣。 - 君恋ふるとて
術 もなく
三年 の春はうつろいぬ
嗚呼肩くみて歌はなむ
何時の日逢はむ君と吾
涙さしぐみ歌はなむ。
覇者の道
- 勇者敵なし造大
見よ強者この栄を
理想の猛士の座を
我等ぞ占むるもの - 威力敵なし造大
聞け強者この歌を
日見の山麓に
谺 ぞ駈け巡る - 勝利早や我が造大
見よ強者この旗を
今日の感激は
我等ぞのみ知れり
造大節
- 造大の
俺 どんがノーエ
エッセン炊けばよ
できる焦げ飯ノーエ
鍋焦がす鍋焦がす
ホラエッセラセノセ
ホラエッセラセノセ - 造大の俺どんにノーエ
惚れない方はよ
木仏金仏ノーエ
石仏 石仏
ホラエッセラセノセ
ホラエッセラセノセ - 造大の俺どんがノーエ
大学出ればよ
肩で風切るノーエ
技師かルンペンか
ホラエッセラセノセ
ホラエッセラセノセ
応援小唄
- ここは九州か長崎の街か
長崎の街なら大学は造大 - 造船大学の学生さんは
網場の港を制服制帽 - 制服制帽は造大育ち
意気は高くて男前 -
丈夫 集える誉の学舎
負けるな造大名がすたる - 若葉燃ゆる清水が丘で
高き理想の朝日が昇る - 大学造大の学生さんは
義理と人情のよか男
造大応援歌
- ここは長崎網場の街
我等が造大ここに建つ
千々岩の海は今日も荒れ
波打つ岸に我等立つ - 造大健児は意気盛ん
行け行け我らここに在り
今日の勝利を信じつつ
我は唱う応援歌 - 死闘苦闘は何するものぞ
造大魂ここに在り
深紅の闘旗を胸に抱き
我は歌う応援歌
日見の山麓
- 日見の山麓若葉の蔭に
老いた人情造大の書生さん - 角帽かぶって網場道行けば
波も逃げます造大の書生さん - 網場の港にや入船出船
恋し故郷の母船きたか - 破れだたみで勉強しても
恋に泣くのが造大の書生さん - 鉄の茶椀に一膳飯で
がまんするのが造大の書生さん - 造大魂は質実剛健
義理と人情の造大の書生さん