
各分野で挑み続ける学生たちを紹介します。これらのチームをNiASプロジェクトといいます。
NiAS夢工房 ニアスゆめこうぼう
ロボコン全国大会の出場常連チーム!
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KEYWORD
- 人工網膜(電子網膜)
- 高度に組織化された研究集団
- 学習面のレベルアップ
創設1995年。21年の伝統を誇るチームです。「NHK学生ロボコン」に2年連続15回出場し、過去には準優勝に上り詰めたことも。毎年6月に開催される「NHK学生ロボコン」に向けで情熱を注ぎ込み続ける集団として知られ、活動の中心である工房は熱気に包まれています。平日はもちろん、土日も活動。休みがあるのはお盆と正月ぐらいとのこと。彼らの夢中度が伝わってきます。
メンバーは現在13名。機械班、電気班、制御班に分かれ、機構設計、電子回路基盤の製作、プログラムの実装を、組織化されたチームワークのもとで作り上げています。1年生の時点で大学3年レベルまでの学習内容を習得できるというから驚きです。
「学習面でもレベルアップにつなかることはもちろんですか、就職にも有利ですね」と話すのは、NiAS夢工房に入りたくてこの大学に入学したという濱口和也さん。現在、部長として皆をまとめる立場にいますが、将来は大学教授となって本学に戻り、このサークルの顧問としてロボコン製作に携わっていきたいと抱負を語ります。人を虜にするだけの達成感と感動があるNiAS夢工房は、まさに夢と希望に溢れた最高の場所と言えそうです。
NiASET にあせっと
王者の経験を持つロボットのパイオニア
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KEYWORD
- ETロボコンヘの挑戦
- 日本一の栄冠に輝いた歴史
- 製作の過程にこそ意味がある
2009年から始まった「ETロボコン」への挑戦は、2015年についに日本一の栄冠を勝ち取りました。続いて2016年には競技部門で3位を獲得。2年連続での表彰台はこれまで培ってきた努力の賜物と言っていいでしょう。プログラムは代々の先輩たちが残してくれたものをもとに年々改良を重ねています。 「それでもこの全国大会に出場するまでには厳しい戦いがあります。10チームの中から九州代表として選ばれるのはたった1チーム。激戦区です」と語るのは、伊藤大智さん。2016年の大会でも大活躍しました。競技内容は、スピードを競うと同時に障害物にチャレンジするものであり、いかなる戦略で競技に挑み、またそれをクリアするためにどういう研究をしたのかも採点の対象となり、その裏付けとなるモデル図も同時に提出しなければなりません。ただ速く走れたらいいというものでもなく、その過程にこそ意味があるとされています。思い通りに走ってくれるロボットの開発に向けて、チームの気持ちが集中します。
高機ドローン
最速を目指し、組み立ても 世界に通じるドローンを開発
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KEYWORD
- オリジナルの機体を開発
- 高い操縦テクニック
- 自分が飛んでいるようなVR機能
近年、見間きする機会が増えたドローン。動画や撮影を楽しむ目的で空撮できるホビー用がよく知られていますが、ここでは速度や操縦を楽しむレース用ドローンの関発に取り組んでいます。ドローンレースでは、コースに設置された障害物を避けながらいかに早く飛べるかを競います。機体が小さく軽いとスピードが出るため、プロペラやモーターなどパーツから自分たちで選んで組み立てオリジナルの機体を開発。さらに、スピードアップした機体を操樅するテクニックも磨いていきます。2017年2月にはハウステンボスで行われた世界大会へ出場するなど精力的に活動。レースでは時速200kmを超え、飛ぶ音は聞こえても姿は見えないほどの速さです。VR用モニターを被り、自分が乗っているような感覚が体験できるのも魅力。世界トップレベルのドローンの高い技術を学んでいくことも活動のひとつになっています。
NiAS電動モビリティ製作研究会
自分たちのアイデアを基に 新しい車両作りにチャレンジ
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KEYWORD
- 実践的車両開発の体験
- これからの時代にフィットした車づくり
- 高校生との交流
現代の生活に欠かすことができない車両は日々進化中。特に人や環境に優しい車両開発が目覚ましく、新しい技術がどんどん必要とされています。当プロジェクトは『スマコマながさき小型モビリティコンテスト』に2014年から参加。これは長崎県内の学生と中小企業のものづくり交流を目的に、民問発の産学官金連携により立ち上げられたもの。コンテストは、実行委員会から提供されるモーターを使用して電動4輪車を製作し、障害が設けられたコースを走るタイムアタック方式です。2017年は2位となりました。ハンドルやタイヤを微調整しながら実践的改良を重ねて作り上げています。速さはもちろん、水が入った容器も乗せて走るためサスペンションなどの機能性も評価の対象です。設計から製造・組み立て・実走までを体験しながら、車両に関するさまさまな知識と技術を身につけることができます。
TeamA+
建築コンペでの受賞を目指して新たなプロジェクトを始動
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KEYWORD
- 始動から2年
- 建築コンペヘの挑戦
- 実践的に身につく建築の知識・技術
長崎で本格的に建築学が学べる私大は、長崎総合科学大学だけということを知っていますか? 本学では確かに昔から建築コンペを目指すことを目的としたチームはあったのですが、具体的にコンペに至っていませんでした。その事実に気が付いた松本俊昭さん(建築学科3年)が、自ら研究会を立ち上げたのが3年前。現在、部員17名とともに新しいプロジェクトに取り組んでいます。「コンペを受けるにしても、CAD試験や製図などクリアしなければならないことがたくさんあります。つまり建築の知識がないと空間設計もできないわけで、まずは各々が夢と向上心を持って知識を高めること。そのために、いろんな建築を見学したり活発な意見を出し合ったりしています」と松本さん。2017年、長崎観光ビジョン・コンペ入選者も出始めました。「2017年に長崎市の『あたご保育園』が最高賞となる国土交通大臣賞に輝きました。この設計をした本学先輩の佐々木信明さんが率いる会社インターメディアが憧れの存在だ」と語る松本さんは、研究会から新たな才能を見い出したいと、今日も建築コンペでの受賞を目指します。
2019年度 NiASプロジェクトグループ一覧
学生が自らプロジェクトを立ち上げ、大学が審査。認定されればNiASプロジェクトとして、活動環境や資金を大学がサポートし、顧問の教員も活動を支える。そんな、チャレンジしたい夢を実現化できる本学のしくみです。
- Softy(ソフティ)
NiASのブランド力をUPせよ! - にあせっと
こどもロボット教室 - NiAS MCR研究会2.0
長崎総合科学大学 マイコンカーラリー研究会 - 木らり工房
県産材使用家具製作 - Team A+
建築コンペ&地域づくり研究会 - NiAS構造音響特性研究会
振動発電に関する研究 - NiAS構造音響特性研究会
シルバーカーの性能向上に関する研究2019 - Material Design
DIY&リノベーション - 防災研究会
防災研究会 - 日見大学
スポーツ教室 - ニアスニース
臨床工学技士国家試験のための自己学習システム - NiAS電動モビリティ制作研究会
高性能小型電動モビリティの開発 - P.F.P.(パッションフルーツパーティ)
パッションフルーツを用いた緑のカーテン普及啓発 - プロジェクトX
修学旅行生(高校生)・学内見学高校生に対する医療機器安全管理用簡易計測機器実習機材の開発 - 災害復興支援クラブ
災害時の入浴用自然循環式太陽熱温水装置の開発 - エンジニア
学園祭で子供たちを楽しませる単気筒エンジン機関車の開発 - グリP
地域の主体と連携した環境保全活動 - がんばらんば
トマト収穫ロボットの開発 - NiAS夢工房
ロボット『NiAS Challenge 25号』 - 高機ドローン
高機動無人航空機開発プロジェクト
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