2022年度 第25回
全国高校生設計
アイデアコンテスト
結果発表
テーマ : 浮体 ~新たな交流の場~
第25回全国高校生設計アイデアコンテストの審査結果がまとまりました。応募された方には心から感謝を申し上げ、そして、選ばれた作品の作者には、おめでとうの声を届けたい。
今年度は合計50点の作品が集まりました。審査方法は例年同様、本学の教員と学生が投票を行い、その結果を踏まえながら、教員同士がさらに深く検討・審査し、入賞作品を決めていく、という形をとっています。
今回の「浮体」という課題は水に関わりながら造形物の提案となっています。物自体の内容や形はもちろんのこと、そのものを通して何がもたらされるのか、という発想の展開も任せられています。地域のことや環境のこと、そして交流などが考えられてきました。アイデア、コンセプト、形、そして図面表現などを総合的にまとめるにはなかなか大変な作業だと思いますが、提出された作品はどれも個性に満ちたもので、魅力を感じさせるものでした。
以下、入賞作品を発表し、拙い講評も付けておきます。作者の意図を十分に汲み取れていないところがあるかもしれませんが、お許しいただければ幸いです。
審査結果
最優秀賞
優秀賞
入選
応募
終了しました
テーマ : 浮体 ~新たな交流の場~
主催:長崎総合科学大学 工学部工学科 建築学コース
課題の説明
新型コロナウィルスの大流行が人間のあり方を見直すきっかけになっていないか。さて、今回の出題は、コロナ後を見据えて、我々が再び、交流を楽しみ、自然に親しむことを目的に、本学が立地する風光明媚の網場漁港(写真参照)に「浮体」を提案することにした。「浮体」とは、海の上に浮かぶ船のようなものだが、「船」と称しないのは、船の形や航行目的にこだわらず、形をもっと自由に考案してもらいたいからである。
付図で示しているように、縦横と奥行き各4メートルの範囲内で、面白い形の浮体をデザインしてください。例えばそこで、研究会をしたり、交流したり、風景を楽しんだりするなど、使い方や空間の形はあなたの想像に任せる。規定範囲内であれば大きさも造形も自由に考え、動く景観スポットにしてください。なお、浮体の工法や動力(機械的な部分)については考えなくても、考えても、どちらでも構わない。
専門高校に限らず、普通高校の皆さんにもユニークなアイディアを図面にして、応募していただきたい。
応募資格・応募規定
- 応募資格
- 2022年度、高校在学の高校生
- 提出図面
- A3サイズの厚めの紙を縦置きにして、表現してください。表現方法は自由(手描き、PCソフトによる表現、模型写真など。説明文を付して)。
応募締切
提出締切日:2022年10月7日(金)消印有効
審査委員長と委員
審査委員長:長崎総合科学大学建築学コース教授 李 桓(り かん)
審査委員:長崎総合科学大学建築学コースの教員全員
応募先
〒851-0193 長崎市網場町536番地
長崎総合科学大学工学部 建築学コース 設計アイデアコンテスト係
TEL:095-838-3249 FAX:095-830-1281(建築学コース事務室)
賞
最優秀賞(1名) 賞状、副賞(1万円分図書カード)、楯
優秀賞 (2名) 賞状、副賞(5千円分図書カード)
入 賞 (5名程度) 賞状、副賞(3千円分図書カード)
発表
10月下旬に本学ホームページにて発表し、併せて受賞者には直接連絡・通知する。
応募用紙・要項
添付の用紙に記入して、作品図面の裏中央あたりに貼り付けてください。