総合情報学部 総合情報学科

NiAS Undergraduate Department

Introduction学びの特徴

自律と成長を促す学び

総合情報学部総合情報学科の1年次で、情報技術を多方面に総合的に適用できる技術者には欠かせない基礎を学びます。その上で、2年次進級時に再度自分の専門を見きわめることができるようになっています。

基礎から積み上げる学び

揺るぎない専門基礎を身につけることを掲げる本学。専門教科のベースとなる数学、英語の苦手克服からはじめられるカリキュラムを編成しています。習熟度に合わせ、無理のないレベルからスタートできます。

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分野にまたがった学び

総合情報技術者はあらゆる分野で求められています。ですから、専門分野に加えて、得意分野を持つ人材育成に取り組んでいます。他分野も学びやすいコース制を活かした教育をおこないます。

学部・学科・コース一覧

専攻コースを超えた教育プログラム

Policies3つのポリシー

  • アドミッションポリシー

    総合情報学部総合情報学科は、一般・専門基礎知識を広く修得して、情報技術とそれが活用される様々な分野についての広範な知識と技術を有し、21世紀循環型社会に求められる情報技術の活用技術の開発に寄与し、高い国際性・技術者倫理・コミュニケーション能力・課題発見能力・課題解決能力を持つ人材を養成することを目的とします。そのために、次のような学生を求めます。

    求める人物像

    • 情報技術に興味を持ち、さらに幅広い能力を向上させようとする人
    • 高い志を持ち、環境にも配慮した新しい価値を創造することを通じて、社会に貢献したい人
  • カリキュラムポリシー

    長崎総合科学大学は、入学者受け入れの方針で述べた資質を持った入学生を学位授与の方針において規定した人物に育成するために必要な教育課程(カリキュラム)を編成し、提供いたします。

    専門科目系列には、情報技術を基盤としつつ、情報を取扱い、様々な分野に横断的かつ総合的に活用し、その活用を介して様々な分野をつなぎ、新しい価値を創出する技術を基盤として、情報工学、マネジメント工学、生命環境工学のいずれかの分野の知識や技術を修得するための科目が、「基礎科目」と「専門科目」に分かれて配置されています。

    基礎科目には、総合情報学科が基盤とする、情報(データ)を取扱い、様々な分野に横断的かつ総合的に活用し、その活用を介して様々な分野をつなぎ、新しい価値を創出する技術の基礎を修得するための科目が配置されています。具体的には、情報技術の基礎的科目と、データを取り扱う統計学を中心とする数学の科目、そして、様々な分野への活用のために自然科学全般の基礎的素養を身につける科目、 3つの性質の科目群が配置されています。

    専門科目には、学科共通の、情報を様々な分野に横断的かつ総合的に活用し、その活用を介して様々な分野をつなぎ、新しい価値を創出する技術を実践的に学べる総合分野の科目の他に、知能情報コース、マネジメント工学コース、生命環境工学コースのそれぞれに分かれて、情報工学、マネジメント工学、生命環境工学の分野の専門知識を深く学ぶための科目が配置されています。情報技術とはすなわち、様々なものをつなぐという役割を持っています。そのためには、様々な分野に取り組む姿勢を身につけなければなりません。その目的のためにも、初年次においては、学科で共通で開講される、基礎科目と専門科目の中の総合分野の科目のみが配置されています。それらを学修することにより、1つのコースに限定されない、広く情報技術全体や、総合情報学科が扱うあらゆる分野の基礎知識や技術を俯瞰できるようなカリキュラムとなっており、初年次終了時において、あらためて自らの志望分野、コースを選択できるようになっています。また、工学の専門家としての広い観点を身につけるために、それぞれの専門分野と関連が深く、相乗効果が期待される他コースの科目をコース関連科目として指定しています。

    総合情報学部総合情報学科は以上のように細分化された学科構成でなく、複数の分野が学科としてまとまることにより、情報技術を様々な分野に総合的に活用し、分野同士を繋ぎ、新しい価値を創生し、そのことによって未解決の課題に取り組んでいく姿勢を育成するのに適した教育課程となっています。

    各コースの専門教育については以下のようになっています。

  • ディプロマポリシー

    世界の国々にいち早く交流の窓を開いた長崎。この長崎に私たちの長崎総合科学大学はあります。

    私たちは時代と社会の要請に応え、大学として果たすべき役割を担ってきました。現在、人類社会はかつてない勢いで変化をしています。そのため私たちは現在の社会においてのみならず、将来どのように社会が変化しようとも、その社会において自分の足で地に立ち社会に貢献できるような、普遍的な能力を持つ人間を育成することを目指しています。

    そのために長崎総合科学大学は建学の精神である「自律自彊」「実学実践」「創意創新」「宇内和親」を体現した者に学位を授与します。

    具体的には以下のような人間となることを指しています。

    自律自彊 (じりつじきょう)

    • 教養・倫理を身につけ、自らを律することのできる市民となる。

    実学実践 (じつがくじっせん)

    • 自然科学に関する基礎知識と工学の専門知識を修得し、「ものつくりとしての実行力」を身につける。

    創意創新 (そういそうしん)

    • 論理的思考を修得し、新しい問題に取り組み、新しいものを創造することにより解決できる能力を身につける。
    • 工学の専門家としては「ものまねでない新技術の開発力」を身につける。

    宇内和親(うだいわしん)

    • 人間社会の多様な文化を理解し、世界的な視野を持って、社会の一員としてその発展に貢献できる能力を身につける。

    工学の専門知識には大きく2つの種類があります。

    1つはこれまでそしてこれからも日本の基盤となる工学技術の中核をなす工学の専門知識であり、それを修得した者に工学部工学科は学士(工学)の学位を授与します。

    もう1つは、新時代に出現し、これからの社会の基盤となる情報技術と密接に組み合わさり、それを様々な分野に横断的かつ総合的に活用し、その活用を介して様々な分野を繋ぎ、新しい価値を創生するという新しい工学の専門知識であり、それを修得した者に総合情報学部総合情報学科は学士(工学)の学位を授与します。

Message学部長メッセージ

これからの社会に適応した
人材を育成します。

総合情報学部長

下島 真 教授

Nobumasa Matsui

これからのものづくりや社会の構築には、複数分野のコラボレーションで新しい価値を生み出すことが求められます。そのためには、モノ・人・社会をつなぐ役割を担う情報技術は欠かせません。情報技術の基礎をしっかりと身につけ、ビッグデータと呼ばれるような膨大な情報や人工知能(AI)を有効活用し、各分野に応用できる人材を育成します。