工学部 工学科

NiAS Undergraduate Department

Introduction学びの特徴

モノの本質に触れる学び

実際にモノに触れながら学ぶ時間を充実させた、実学実践に基づいた教育をおこないます。

基礎から積み上げる学び

揺るぎない専門基礎を身につけることを掲げる本学。専門教科のベースとなる数学、物理、英語の苦手克服からはじめられるカリキュラムを編成しています。習熟度に合わせ、無理のないレベルからスタートできます。

NiASの基礎教育体制

分野にまたがった学び

工学部工学科が目指すものは「独創的な技術者」の育成です。新しいモノや価値観を生み出すためには、専門基礎を極め、他分野を広く学ぶことが必要です。他分野も学びやすい教育プログラムを活かした教育をおこないます。

学部・学科・コース一覧

専攻コースを超えた教育プログラム

Policies3つのポリシー

  • アドミッションポリシー

    工学部工学科は、 一般・専門基礎知識を広く修得して、建学の精神にもある「ものつくりとしての実行力」「ものまねでない新技術の開発力」を獲得し、さらにコミュニケーション能力と国際性を身につけ、技術者としての倫理観を持った21世紀循環型社会の構築に貢献できる人材を養成することを目的とします。そのために、次のような学生を求めます。

    求める人物像

    • ものづくりが好きで、科学技術に興味を持ち、さらに能力を向上させようとする人。
    • 高い志を持ち、環境に優しいものづくりを通して、社会に貢献したい人。
  • カリキュラムポリシー

    長崎総合科学大学は、入学者受け入れの方針で述べた資質を持った入学生を学位授与の方針において規定した人物に育成するために必要な教育課程(カリキュラム)を編成し、提供いたします。

    教育課程は将来の社会において一個の人間として自立しつつ、社会に積極的に関わり貢献していく市民となるために必要な教養を学ぶための共通科目系列と、工学の専門知識を学び「ものつくりとしての実行力」・「ものまねでない新技術の開発力」を獲得し、技術者としての倫理観を持った21世紀循環型社会の構築に貢献し将来の社会を担う人材を養成するための専門科目系列の大きく2つに分かれています。そしてその2つの科目系列の枠組みにとらわれず、それぞれが有機的に連携することにより、自らの 人生全体を考え、自ら建てた目標を目指す態勢を整えるキャリア教育が編成されています。キャリア教育は大学入学前の教育制度に属していた人間が最高学府である大学に所属する大学生となるという心構えの転換を行う導入教育から始まり、市民として必須の論理的な思考やコミュニケーション能力を身につ け、さらに自らが学んでいく専門知識がどのように社会と関りあっているのかを学ぶことにより社会に出ていく準備を整えると共に、生涯にわたって様々なことを自ら学んでいく姿勢自体を身につけられるよう設計されています。

    そしてその2つの科目系列の枠組みにとらわれず、それぞれが有機的に連携することにより、自らの人生全体を考え、自ら建てた目標を目指す態勢を整えるキャリア教育が編成されています。キャリア教育は大学入学前の教育制度に属していた人間が最高学府である大学に所属する大学生となるという心構えの転換を行う導入教育から始まり、市民として必須の論理的な思考やコミュニケーション能力を身につけ、さらに自らが学んでいく専門知識がどのように社会と関りあっているのかを学ぶことにより社会に出ていく準備を整えると共に、生涯にわたって様々なことを自ら学んでいく姿勢自体を身につけられるよう設計されています。

    教育課程を編成・実施をしていく上で、教育目標を明確化し、その目標が着実に達成されるように、学生への情報提示や順次性・系統性を重視しています。教育目標の明確化とは、実際に教育課程を履修していくことで得られる知識・能力・技能・資質・態度などをわかりやすく、また、客観的に評価できるように具体的に示すことです。この履修により得られる知識・能力・技能・資質・態度を学修成果(各個別の事柄などの場合適宜「学習成果」とも呼ぶ)と呼び、その内容を規定し、学生に明示した上で、その獲得を教育目標として定めます。

    共通科目系列では、幅広い教養を涵養すると同時に専門科目を学ぶための下地を作るため、形成科目、外国語科目、理数科目、情報・キャリア科目を用意しています。それぞれの区分ごとに、学位授与の方針で規定されている人物像のどの要素に対応し、そのためにどのような教育目標を掲げて教育課程を編成・実施しているのかを示します。

    専門科目系列では、学位の規定する専門家としての専門性をしっかりと身につける教育を提供します。学位授与の方針に規定されている人物像において、工学の専門知識を修得し、ものつくりとしての実行力を身につけるとありますが、現代において「工学」という学問分野は広く、そして深く広がっています。そのため、工学の中でもどの分野の専門家となるのかによって身につけるべき具体的な事項は様々です。長崎総合科学大学では、各学科、各コースごとにその分野を細かく規定し、それぞれの分野ごとに専門的知識と技能を身につけた学士となるために、具体的な学修成果を定め、それを獲得することを教育目標として掲げ、それらが着実に達成されるように教育課程を編成・実施しています。コースのいずれかを選択し、そこで用意されたコアカリキュラムを中心とした系統図に沿って学ぶことにより、各々のコースが定めている工学の主要な1分野の専門家としての素養を身につけられるようになっています。

    この2つの科目系列が相互に相関しあい、全体として1つの教育課程を修めることにより、学位授与の方針に定められた人物像に成長できるように設計されています。このことを保証するために、各科目群には必修科目などの指定をしています。その条件を満たしつつ、卒業要件を満たすことにより、学位を取得できるようになっています。

    最後に各科目群、各コースごとの教育目標を説明いたします。その教育目標が着実に達成されるためには、設計の前提となる履修の順次性と系統性に注意して履修することが重要です。この順次性と系統性は履修ガイドの履修系統図にまとめられています。さらに、履修ガイドの説明やシラバスなどにも、各科目の教育目標との関係や教育課程における位置・意味付けなどが説明しています。これらの情報もしっかりと読んでください。

  • ディプロマポリシー

    世界の国々にいち早く交流の窓を開いた長崎。この長崎に私たちの長崎総合科学大学はあります。

    私たちは時代と社会の要請に応え、大学として果たすべき役割を担ってきました。現在、人類社会はかつてない勢いで変化をしています。そのため私たちは現在の社会においてのみならず、将来どのように社会が変化しようとも、その社会において自分の足で地に立ち社会に貢献できるような、普遍的な能力を持つ人間を育成することを目指しています。

    そのために長崎総合科学大学は建学の精神である「自律自彊」「実学実践」「創意創新」「宇内和親」を体現した者に学位を授与します。

    具体的には以下のような人間となることを指しています。

    自律自彊 (じりつじきょう)

    • 教養・倫理を身につけ、自らを律することのできる市民となる。

    実学実践 (じつがくじっせん)

    • 自然科学に関する基礎知識と工学の専門知識を修得し、「ものつくりとしての実行力」を身につける。

    創意創新 (そういそうしん)

    • 論理的思考を修得し、新しい問題に取り組み、新しいものを創造することにより解決できる能力を身につける。
    • 工学の専門家としては「ものまねでない新技術の開発力」を身につける。

    宇内和親(うだいわしん)

    • 人間社会の多様な文化を理解し、世界的な視野を持って、社会の一員としてその発展に貢献できる能力を身につける。

    工学の専門知識には大きく2つの種類があります。

    1つはこれまでそしてこれからも日本の基盤となる工学技術の中核をなす工学の専門知識であり、それを修得した者に工学部工学科は学士(工学)の学位を授与します。

    もう1つは、新時代に出現し、これからの社会の基盤となる情報技術と密接に組み合わさり、それを様々な分野に横断的かつ総合的に活用し、その活用を介して様々な分野を繋ぎ、新しい価値を創生するという新しい工学の専門知識であり、それを修得した者に総合情報学部総合情報学科は学士(工学)の学位を授与します。

Message学部長メッセージ

新たな社会的価値を創造できる
エンジニアを育成します

工学部長

松井 信正 教授

Nobumasa Matsui

いまのエンジニアには、新たな社会的価値を創造してイノベーションを拡大させ、あらゆる分野を牽引できる人材に進化することが期待されています。

工学部では、学生が主体的に学び、進路を選択していく環境を確立し、深い専門知識と幅広い分野の知識の修得を可能にするために、専攻コースを超えた教育プログラムを始動しています。数学、物理、英語の基礎学力の向上と、柔軟な教育プログラムの選択・修得を通して、モノづくりを実践し、社会に貢献できるエンジニアを育成します。