• 臨床工学技士を目指すことに力を入れた全国でも数少ないコース!
  • 医療系の進路・資格取得に幅広く対応!
  • 高校生・保護者も参加できる公開授業を開催!

医療工学コース紹介動画 (約11分)

コース独自Website

こんな人にピッタリ

  • 病院で仕事がしたい
  • 医療機器関連の仕事がしたい
  • 技術者として医療に関わりたい

未来を創造する。

新プログラム「臨床工学プログラム」「医用工学プログラム」「国際医療ビジネスプログラム」が開始!

臨床工学プログラム

臨床工学技士の国家試験取得を目指せるプログラムで、医療施設における医療機器の管理や生命維持装置の操作を目的に、幅広い基礎医学と工学の知識及び技術を学べます。そのため、基礎医学・電気工学・機械工学・医療情報工学・医療分野における治療機器学・計測機器学・安全管理学・生命維持装置学などの医療機器に関する幅広い知識と技術を修得し、医療施設における工学系エンジニアを育成するための教育課程を編成しています。

医用工学プログラム

医療機器に関する幅広い知識とメンテナンス技術及び経営管理について学べるプログラムです。近年、医療機器は医療施設、介護施設、福祉施設、美容施設などさまざまな施設で利用されており、医療機器に関する知識・技術を有する人材が求められています。そのため、病院の設備やME機器の原理、保守管理、安全性確保の知識が必要とされる第2種ME技術実力検定試験への合格と、医療機器を販売するにあたり経営学の幅広い知識と実践力を有した人材を育成するための教育課程を編成しています。

国際医療ビジネスプログラム(留学生向け)

医療機器に関する幅広い知識と国際的な経営管理について学べるプログラムです。近年、医用業界を取り巻く人材育成の多様化は、日本だけでなく、多くの国々で医学または工学を学んだ大学卒業者の就職先として高い需要が見込まれています。特にアジア圏では医療工学に関する先進的な学問を提供は極めて少ない状況であり、国際的な医工学エンジニアの育成が望まれています。そのため、国際的な医療系企業など世界で活躍できる人材を育成するための教育課程を編成しています。

臨床工学技士の育成を目指して

医療の高度化に伴い、医療の現場では医療と最先端の電子工学が合体しています。本コースではこの二つの分野に関わる専門的知識・技能を有するプロフェッショナルを育てます。
臨床工学技士とは人工心肺装置、血液浄化装置、人工呼吸器などの最先端の医療機器の操作にあたる専門家で、命を預かる仕事ですので国家資格が必要な仕事です。先輩たちは、難関のME2種資格試験(医用生体工学に関する知識を持ち医療に応用できる資質の検定)に合格することも少なくありません。資格取得については、コースをあげて合格に向けた体制をとっています。
また臨床工学技士の他に、医療機器開発者など医療業界に幅広く対応できる人材の育成を行っています。

専任教員

近年の卒業研究テーマ例

  • 「医療機器警報音の音声解析」
  • 「医療用監視システムの研究開発」
  • 「カテーテル型凝血塊破砕吸引装置の研究開発」
  • 「内視鏡内部洗浄装置の研究開発」

 SPOTLIGHT

実際の医療機器設備で腕を磨く!

目指すは、人の命を守る「臨床工学技士」。人工心肺装置、人工透析装置の操作はもちろん、心臓カテーテル業務や血液浄化業務、呼吸器点検など医療機器全般の管理・点検と、その業務はとにかく幅広いものです。「臨床実習では、現役の方から直接指導を受けます。特に心臓の手術を想定した授業では、人工心肺装置を稼働させ、患者の血液中の酸素濃度を一定に保つ業務など緊張した時間が流れます。慎重に行わなければ死に直結する専門的な機器の操作となります。臨床工学技士の教育では、自分たちが命を預かっているんだということを念頭にして授業を行っています」と話すのは、医療機器の研究と開発にも携わる川添薫教授。手術室にある機器すべてを理解し、手術中に機器のトラブルがあっても即座に対応ができる姿勢を身につけておくことがとても大切と川添教授は話します。また、このコースで学んだ多くの医療機器の知識を活かし、医療機器の開発者という道に進む学生もいます。まさに人の役に立つ医療技術を手にすることができるコースです。

4年間の学び
臨床工学技士を育てます。

1年次

医学基礎系、工学系に必要となる基礎科目を中心に学びます。「人の構造及び機能」の授業では、人体の構造を理解し、生理学、免疫学及び生化学の基礎を学びます。また、人体模型による解説及び実習も一部含めて各部位ごとに学習します。

2年次

臨床工学に必要な医学と工学の専門的分野を幅広く学びます。「電子回路」「医用機械工学」「医学情報工学」の授業では、臨床工学技士と特に関りが深い電気電子工学について、ダイオードやトランジスタの特性及び情報処理に関する基礎知識を学びます。また、医用機器管理に必要な安全管理技術など臨床工学技士に必要な基礎的な専門科目について学びます。

3年次

医療機器の専門分野と、医用工学分野の実技を加えた専門教育を行います。「医用治療機器学実習」や「血液浄化装置実習」の授業では、実際の現場で使用される人工透析装置、電気メスなどの医療機器で操作法を学びます。

4年次

病院実習や国家試験対策を行います。また、それぞれの進路に適した卒業研究を行います。

カリキュラム表

カリキュラム
拡大

資格と支援

次の資格が目指せます。

  • 臨床工学技士
  • 第1種ME技術実力検定
  • 第2種ME技術実力検定
  • 医療情報技師
  • エックス線作業主任者

資格取得のための支援など
臨床工学技士の国家資格取得に向けたカリキュラムはもちろん、在学中に第2種ME技術実力検定などの医療系資格取得が可能です。確実に合格を目指し、勉強会の開催、医療棟の自習場所の提供などを行っています。4年次には、臨床実習の後は、国家試験対策の講義を受講し合格を目指します。

最近の国家試験合格率(卒業期学生)

  • 91.7%(2020年 第33回)
  • 92.9%(2019年 第32回)
  • 73.3%(2018年 第31回)

主な就職先

  • 国立病院機構長﨑医療センター
  • 国立病院機構嬉野医療センター
  • 市立大村市民病院
  • 公立八女総合病院
  • 田川市立病院
  • 公立学校共済組合九州中央病院
  • 福岡徳洲会病院、宮崎県病院局
  • 沖縄県病院事務局
  • 長崎みなとメディカルセンター市民病院
  • 佐世保市立総合病院
  • 長崎大学病院
  • 日本赤十字社長崎原爆病院
  • 医療法人衆和会 長崎腎病院
  • 独立行政法人地域医療推進機構諫早総合病院
  • 井上病院
  • 虹が丘病院
  • 光晴会病院
  • 新里クリニック浦上
  • (株)セントラルユニ
  • 地域医療推進機構
  • アークレイ(株)
  • (株)アステム
  • (株)ムトウ
  • アイティーアイ(株)
  • 山下医科器械(株)
  • (株)宮崎温仙堂商店
  • (株)翔薬
  • ミズホ(株)

 INTERVIEW

在学生から

土井 妃夏璃 4年/海星高等学校(長崎県)出身

人工透析機器、人工心肺装置、人工呼吸器、大腸ファイバー…医療現場に並ぶ最新機器の数々。今、この瞬間も工学技術は日本のいたるところで先進医療を支えている。
「高校の先生から“将来性のある分野”だと勧められたことが入学したきかっけです」と、土井さんは医療工学コースへ進んだ動機を話す。医療工学コースは、様々な医療機器の操作、点検、管理を行う「臨床工学技士」を育成することを主目標としており、大半の学生がその国家資格取得を目指している。当然、土井さんもそこに目標を設定した。しかし、臨床工学技士の資格取得に向けた科目を学んでいく中、少し違和感を覚えるようになってきた。「血液自体が苦手だし、手術室や治療室など独特の雰囲気も私には合わないと思った」と話す。3年次には、「ME(メデイカルエンジニア)2種」の資格試験にも挑んだが、その勉強中にも違和感が増幅していったという。そこで、思い切って軌道修正。将来、目指す職種を変更した。医療工学コースの先輩方の就職先を見ても、医療機器メーカーや薬品メーカー、食品メーカー、あるいは建築など、臨床工学技士以外の仕事に携わる人は少なくない。もともと化学が好きで、食品の原材料・成分を日ごろからよくチェックするという土井さんは、「今は、化粧品や健康食品も扱う薬品メーカーを第一志望に就職活動を進めています。できれば開発にも携わってみたい」と前を向く。
4年次は卒業研究をメインに取り組みながら、就職活動を進めていくことになる土井さんだが、どんな仕事に就こうとも医療工学コースで学んだ知識は必ず役立つことだろう。

卒業生から

医療法人幸善会 前田病院 診療支援部臨床工学課 所属
金井田 哲 2015年3月卒業(旧・工学部電気電子工学科医療電子コース)/長崎県立松浦高等学校出身

最先端の医療機器が揃う医療業界に、幅広く対応できる人材を育成している医療工学コース。国家資格を取得して「臨床工学技士」となり、今、医療現場で働いている卒業生は数え切れない。5期生にあたる金井田さんも、まさに臨床工学技士となって、病院で活躍中だ。「以前から人のために役立つ仕事がしたかった」と話す金井田さんは、中学時代に人工呼吸器を使う祖父の姿を見て医療分野に興味を持った。そして高校時代に知ったのが、臨床工学技士の仕事。「コレだ!とひらめき、地元に近い大学でその資格を取れることから入学を決めた」という。同期の半数以上が臨床工学技士を目指す中にあって、資格試験に向けて、お互いが指導し合あうチームを組んで試験に臨み、無事に資格を取得した。
卒業後、人工透析で佐賀県トップクラスの実績を有する前田病院へ。現在、人工透析機器のプライミング(血液回路の洗浄や空気除去等)をはじめ、患者さんへの治療対応など透析治療に関する業務を行うほか、人工透析機器の保守・管理、輸液ポンプや電気メスといった様々な医療機器の保守・点検などに携わる。また、ドクターのシャント手術(動脈と静脈をつなげる手術)のサポートも重要な仕事の一つだ。「役立っているのは4年次の病院実習。透析患者さんとの会話対応、プライミングなど、すべての経験が今の仕事に活きている」と力を込める。
夜勤や在宅治療にも対応するなど、精力的に仕事に取り組んでいる金井田さん。今後も「患者さんの安全な治療を支え、安心してもらえる医療従事者」を目指しながら、学んだ知識と技術を最新医療の現場で発揮し続ける。