地域科学研究所

地域に根ざした社会に貢献する研究活動を推進しています。

本研究所は地域を総合的・学際的に科学し、地域が抱えるさまざまな課題に創造的な解答を見い出し、地域社会の発展に貢献することを目的とした研究機関です。組織は地域経済部門と地域環境部門と地域国際理解研究部門の3部門によって構成され、地域に根ざした活動を展開しています。

所在地 17号館1階

主な研究分野

  • 地域環境研究部門
    地域環境(生態系・災害科学系・衛生科学系)および都市や農漁村の研究・調査・計画、住宅や建築の計画・設計、環境評価や持続可能な地域づくりの研究・調査など
  • 地域経済研究部門
    地域の産業構造・中小企業経営の研究、同関連調査や相談、地域の行財政の研究・調査や計画立案など
  • 地域国際理解研究部門
    異文化の中でそれぞれの言語がもつ「特有の」特徴がある。言語(英語)が異文化(長崎)においてどのように使用され、そのためにどのような教育を施せば効果的な言語(英語)の習得につながるのかといった、いわゆる言語を学際的に科学する研究を行う

地域科学研究所構成員

所長
山田由香里 (工学部工学科建築学コース教授)
専任研究員
(地域環境部門)
橋本彼路子 (工学部工学科建築学コース教授)
田中 翔大 (工学部工学科建築学コース講師)
(地域経済部門)
藤原 章 (総合情報学部総合情報学科マネジメント工学コース准教授)
(地域国際理解部門)
桑戸孝子 (共通教育部門准教授)
濵﨑 大 (共通教育部門講師)
兼担研究員
(地域環境部門)
李  桓 (工学部工学科建築学コース教授)
藤田謙一 (工学部工学科建築学コース准教授)
蒲原新一 (総合情報学部総合情報学科生命環境工学コース教授)
中道隆広 (総合情報学部総合情報学科生命環境工学コース准教授)
(地域経済部門)
日當明男 (総合情報学部総合情報学科マネジメント工学コース教授)
山路 学 (総合情報学部総合情報学科マネジメント工学コース講師)
王  琦 (総合情報学部総合情報学科マネジメント工学コース講師)
(地域国際理解部門)
崔 智英 (総合情報学部総合情報学科知能情報コース准教授)
客員研究員
林 一馬 (本学名誉教授)
橋本敦夫 (元本学准教授)
山口晴信 (株式会社AIM代表取締役)
ブライアン・F・バークガフニ (元本学特任教授)

『地域論叢』バックナンバー

今号で『地域論叢』は39号を迎える。本誌の前身は、1978年に創刊した『環境論叢』と1982年に創刊した『地域経済研究所研究所報』で、1984年に合併して『地域論叢』となった。バックナンバーを見ると、当時の時代や社会情勢が見えてくる。そこで、表紙と目次を一覧で示すことにした。テーマは、海、交通、長崎豪雨、雲仙普賢岳の噴火、旧香港上海銀行の保存、地方大学のあり方、環境問題など多岐にわたる。本学が地域に果たしてきた役割が少なくないことも見えてくる。(作成:山田由香里)

地域論叢

  • 仁川英国領事館とハナ・グラバー・ベネット
  • The Incheon British Consulate and Hana Glover Bennett
    인천 영국영사관과 하나 글래버 베넷
    山田 由香里、ブライアン・パークガフニ、濱崎 大 /  P1
  • 韓屋の再生―韓国ソウルの都市再生を通してみる地域的持続可能性
  • 山田 由香里 /  P15
  • 韓国漢江における浮体・浮揚建築物の利用
  • 藤田 謙一 /  P23
  • 復元20年を迎える清渓川と日本の河川における親水活動
  • 繁宮 悠介 /  P31
  • 韓国清渓川復元による都市持続可能性の考察
  • 田中 翔大 /  P41
  • 端島(軍艦島)の住生活の調査分析と映像による可視化と活用
  • 橋本 彼路子・山路 学・菊森 淳文 /  P45
  • 長崎市式見地区をモデルとした「小規模無人化店舗」戦略の研究
  • 藤原 章、山路 学、日當 明男、王 琦 /  P51
  • 長崎市内における再生可能エネルギー導入による影響の検討
  • 田中 翔大 /  P55
  • 長崎・黒崎出身の大工棟梁、川原家3代
  • 山田 由香里 /  P61