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本学と長崎県中小企業団体中央会が産学連携に関する包括協定を締結(10/12)

 長崎県の中小企業支援の強化と地域経済活性化を目的に、本学と長崎県中小企業団体中央会は10月12日(火)、本学グリーンヒルキャンパスにおいて産学連携に関する包括協定を締結する調印式を行った。

 これは、長崎地域経済活性化のために本学と企業が連携して、相互の得意分野の特色を生かしながら、大学の研究シーズと企業ニーズの接点を創出し、実用化に向けた支援や補助、技術的コーディネイト等、組織的な産学連携を推進しようとするもの。
 本学では、研究成果を地元産業の発展に寄与することができ、産業界のニーズを把握することと技術活用の可能性を知ることにより、教育・研究のモチベーションに働きかけることが期待される。

 会場では実用化例として、新技術創成研究所の辻史郎教授が技術支援した「太陽光温水器一体型高効率太陽光発電システム」の試験機が展示された。ソーラーパネルの表面を水で冷却することにより発電効率を上げ、しかも温まった水は給湯システムとして利用できる仕組みで、メックシステム㈱(本社:長崎市丸尾町)を中心に連携企業体が実用化し、介護施設など温水を大量に使用する施設を視野に販売を計画している。


○長崎県中小企業団体中央会
http://www.nagasaki-chuokai.or.jp/

協定書に署名

協定書に署名

武藤会長(右)と握手を交わす行德理事長(左)

武藤会長(右)と握手を交わす行德理事長(左)

「太陽光温水器一体型高効率太陽光発電システム」の試験機について説明が行われた

「太陽光温水器一体型高効率太陽光発電システム」の試験機について説明が行われた