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「九州・山口EMS学生シンポジウム」が開催される(11/13~14)

 「九州・山口EMS学生シンポジウム~今後のEMSに向けて、私たちができる事~」が11月13日~14日(日)、九州・山口地区の5大学の学生約40名の参加で開催された。

 これは、エコ・環境活動に係る大学間の交流を深め、そのネットワークをよりよいものにして今後の活動に活かそうと、環境・建築学部人間環境学科の学生環境活動グループ「ISOの家」が主催し今回で4回目の実施。

 1日目の11月13日(土)は、環境・建築学部人間環境学科が主催した第6回公開講演会『観光産業の活性化と地域づくり』を基調講演として、参加者で受講し、終了後は親睦を深めるため懇親会を実施した。

 2日目の11月14日(日)はシンポジウムが開催され、「ISOの家」代表人間環境学部3年大塚祥平君が総合司会を務め、参加した5大学の学生グループがそれぞれ研究発表した。
 発表では、環境意識を高めるため広報誌の発行やゴミの分別、地域の清掃活動、などの環境に関する取り組みを発表。また、運営スタッフの少人数や周知活動、協力体制、活動資金、などの課題も挙げられた。
 発表後は、常に会場から質問と意見交換がなされ、環境問題に対する意識の高さが伺えた。

 続いて、本学環境・建築学部人間環境学科の施設見学を実施。ISO14001認証事務局のコーナーや、館内のゴミ箱分別状況、環境分析試験で発生する廃液の管理倉庫、地域古紙回収の収納倉庫、学科で栽培している有機栽培の畑などを見学して回った。

 ワークショップでは、4つのテーマをもとに、それぞれが行っている活動の特徴や課題を持ち寄り、活発な意見交換がなされ、EMS活動の重要性を認識した。
参加した学生は互いに求めるもの課題となるものは共通しており、同じ志を持つ者同士交流の輪が広がった。


第4回「九州・山口EMS学生シンポジウム~今後のEMSに向けて、私たちができる事~」

【基調講演】
長崎総合科学大学第6回公開講演会
『観光産業の活性化と地域づくり』~世界遺産の位置づけ~

【団体活動発表】
1.長崎総合科学大学・ISOの家
2.長崎大学・長崎大学EMS学生委員会
3.崇城大学・eco active
4.佐賀大学・エコアクション21学生委員会
5.山口県立大学・EA21学生委員会

【ワークショップ】テーマ
・引継ぎについて
・他団体との連携をするにあたって
・モチベーションについて
・団体運営の際に発生するメリット・デメリット

※ EMSとはEnvironmental Management System、和訳:環境マネジメントシステムの略称。


この他にも当日の写真をNiASブログで公開しています。続はこちらで。
/blog/sb.cgi?day=20101116

◇環境・建築学部人間環境学科
http://www.he.nias.ac.jp/

会場となったシーサイドキャンパスの教室

会場となったシーサイドキャンパスの教室

団体活動発表の様子

団体活動発表の様子

本学「ISOの家」の活動発表を行う桃原笑さん

本学「ISOの家」の活動発表を行う桃原笑さん

館内見学で「ISOの家」の環境マネジメントシステムの資料を説明

館内見学で「ISOの家」の環境マネジメントシステムの資料を説明

ワークショップでは活発な意見交換が行われた

ワークショップでは活発な意見交換が行われた