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平成22年度「知的財産セミナー」を開催 (11/29)

 平成22年度「知的財産セミナー」が11月29日(月)、本学グリーンヒルキャンパスにおいて開催し、学内外より知財・産官学連携関係者および教職員約30名が参加した。
 このセミナーは本学と九州経済産業局・九州知的財産戦略協議会が主催し、九州経済産業局の補助事業とされ、本学の教育研究集会(全学FD)の共催で行われた。

 はじめに貴島勝郎学長より開会の挨拶があり、基調講演「産学連携と知的財産の活用」と題して、独立行政法人 科学技術振興機構 知的財産戦略センター 特許主任調査員 石川宗晴 氏が講演を行った。
 講演では、知的財産の創出と活用を推進している、科学技術振興機構の支援業務を紹介。産学連携への機会を創出する企業と大学との技術交流説明会等の実施や、登録された特許情報を図や表で表す「特許マップ」の内容と分析について解説があった。
 知的財産を事業化するにあたり企業側と大学側のメリットや注意点、特許の要件と調査、外国特許出願など、知的財産全般の流れと取り扱いについて詳しく説明した。
 石川氏は「研究成果を知的財産として特許申請し、事業化し活用することは社会的使命」と知的財産の活用を強調した。

 最後に長崎総合科学大学産官学連携センター長の池上国広教授より閉会の挨拶があり、今回のセミナーで、参加者は知的財産と特許申請に関する基礎知識や注意点などについての認識を深めた。


○産官学連携センター
http://www.nias.jp/office/kenkyu/

○科学技術振興機構 知的財産戦略センター
http://www.jst.go.jp/chizai/

講演する石川氏

講演する石川氏

石川氏の講演の様子

石川氏の講演の様子

会場の様子

会場の様子