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生卵を使ったユニークな実験が知能情報学科で行われる

 割り箸と輪ゴムを使った立体物で生卵を保護し、上から落下させるというユニークな実験が、情報学部知能情報学科の講義(情報デザイン論)の一環で行われた。
 使用できるのは、割り箸と輪ゴムのみで、接着剤や粘着テープの使用は禁止されている。
 学生たちは衝撃から生卵を割らないように、四角形や星型など思い思いの立体造形物を作成し、一人ずつ学科棟2階のテラスから落下させた。

 講義を担当している梁准教授は「割り箸と輪ゴムという限られた条件の中で、いかに卵を安全に守ることができるか。手を使って立体物を制作するデザイン力と構造の学習になる」と話した。

 実験では落とす度歓声が上がり、グシャと壊れたり、卵だけ割れたり、となかなか成功するのは難しそうであった。
 落下実験の結果、生卵が割れずに成功したのは参加した22人のうち4人だった。
 成功した女子学生は「卵が箸にあたらないように輪ゴムで工夫させた」と話してくれた。



○情報学部知能情報学科
http://www.it.nias.ac.jp/haci/index.html

知能情報学科事務室前のテラスから落下させた

知能情報学科事務室前のテラスから落下させた

「これから落下させます」作ったものを手にする学生

「これから落下させます」作ったものを手にする学生

落下の衝撃は意外と大きい

落下の衝撃は意外と大きい

割れずに成功した立体物を手にする女子学生

割れずに成功した立体物を手にする女子学生

受講生みんなで記念撮影!

受講生みんなで記念撮影!