博士学位論文公聴会が開催される(2/8)

　大学院工学研究科博士課程の博士学位論文公聴会が2月8日（火）、グリーンヒルキャンパスにおいて開催された。

　学位申請者は、大学院工学研究科博士課程総合システム工学専攻の平子　廉氏（本学 大学院工学研究科・工学部機械工学科 教授）。
　平子氏は、地球温暖化に影響する自動車の排出ガスを抑制するためエンジン内の燃焼改善について、研究論文を発表した。

論文名
「自動車用予混合火花点火ガソリン機関の筒内流動利用による燃焼改善に関する研究」

論文の概要
　自動車用ガソリンエンジンの低燃費化を目的として、エンジンのシリンダー内燃焼方向の流動を縦方向渦や横方向渦を利用した燃焼改善について検討。2弁と多弁の火花点火ガソリン機関にそれぞれ最適なシリンダー内の流動による燃焼改善を考察し、燃費の低減とCO2削減を向上したことを検証した。