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人間環境学科の教員と学生がペンギン水族館との共同研究の成果を水族館で発表(7/23・24)

 環境・建築学部人間環境学科の繁宮ゼミと長崎ペンギン水族館が共同で行っている「『気づき』を促す展示方法の考案と効果の検証」についての発表が7月23日(土)と24日(日)の2日間、長崎ペンギン水族館で行われた。
 繁宮講師は「カラッパの捕食行動の展示を目指した研究」について解説。トラフカラッパというカニの独特な貝を食べる様子を水槽で展示し、来場者は楽しそうに見入って、貝を割る度に歓声が上がっていた。
 食べ終えた後に、トラフカラッパの抜け殻を用いて体のどの部分を使って貝を割り食べていたのかを解説。解説を聞いたことで更に質問されるなど、話が弾み、来場者の関心を高め、「気づき」の増加に繋がっていた。
 またゼミ学生は「生き物ふしぎ発見サポーター」になり、展示説明を分かりやすくした「解説カード」を用いて、水槽に岩と同色のカサゴが何匹いるかを一緒に探していた。それにより、1つの水槽の前に立つ時間を延長し、「気づき」の増加に繋がっていた。


□長崎総合科学大学環境・建築学部人間環境学科
http://www.he.nias.ac.jp/

□長崎ペンギン水族館
http://penguin-aqua.jp/

トラフカラッパに見入る来場者

トラフカラッパに見入る来場者

外国からの来場者に英語で対応する繁宮講師

外国からの来場者に英語で対応する繁宮講師

カサゴを一緒に探す様子

カサゴを一緒に探す様子

来場者の方と話が弾む

来場者の方と話が弾む

「生き物ふしぎ発見サポーター」の繁宮ゼミの学生

「生き物ふしぎ発見サポーター」の繁宮ゼミの学生