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「ETロボコン2011九州地区大会」に出場。九州地区特別賞を受賞!(9/3~4)

 ソフトウェアの制御技術を競う「ETロボコン2011九州地区大会」(主催:(社)組込みシステム技術協会)が9月3日(土)・4日(日)、福岡市の九州産業大学内で開催され、情報学部知能情報学科の学生チーム「NiASET」(顧問:下島真教授、代表:吉元諭史君)が出場し見事「九州地区特別賞」を受賞した。

 大会は福岡から鹿児島までの企業や大学、専門学校など34チームが参加。コンテストはロボットの走行タイムを競う”走行競技”と、ソフトウェア設計の内容を審査する”モデル審査”の2部門を合わせた合計得点で評価される。

 1日目の走行競技では2回の走行うち「NiASET」は第1レースで順調にスタートするも中盤でコースアウトし、まさかのリタイヤとなった。。。第2レースでは他を圧倒するスピードでコースを廻り出場チーム中最速タイムを記録、後半のET相撲では障害物のペットボトルを押し倒して更にポイントを獲得し走行を終えた。このコースに限っては第2位となるポイントだった。

 2日目のモデル審査では、決勝リーグに進出できなかったものの、学生チーム(34チーム中24チーム)の上位5チームに入っていることが講評で明らかになった。

 代表の吉元君は「1回目のリタイヤが残念でした。試走では問題なく走って後半の難所もクリアし余裕でポイントを稼いでいたのに・・・。コンピュータの世界ではよくあることです。」とあっさりした様子で語ってくれた。

 全国大会連続出場を狙った「NiASET」、残念ながら実現することはできなかったが、表彰式ではスピード感ある走行が評価され「九州地区特別賞」を受賞した。


◇長崎総合科学大学NiASETメンバー

代表:吉元諭史君(情報学部知能情報学科4年)
   江良香織さん(同4年)
   小川孝幸君(同2年)
   塚本健人君(同2年)
   大槻祐一郎君(同2年)
   内田康馬君(同1年)

◇ETロボコンとは?
日本の産業競争力に欠くことのできない重要な「組込みシステム」分野における技術教育をテーマに、決められた走行体で指定コースを自律走行する競技。同一のハードウェアに、UML等で分析・設計したソフトウェアを搭載し競うコンテスト。


□さらに詳しく(長崎総合科学大学 情報システム研究室ブログ)
http://jsys.it.nias.ac.jp/blog/search.php?d=2011-09-04

□情報学部知能情報学科
http://www.it.nias.ac.jp/haci/

□ETロボコン2011
http://www.etrobo.jp/2011/

大会の様子

大会の様子

スタートボタンを押す内田君

スタートボタンを押す内田君

S字カーブを快走するETロボット

S字カーブを快走するETロボット

後半のET相撲の様子。障害物のペットボトルを探し出す(写真左)、見事押し倒しが決まる!(写真右)

後半のET相撲の様子。障害物のペットボトルを探し出す(写真左)、見事押し倒しが決まる!(写真右)

出場メンバーで記念写真!

出場メンバーで記念写真!