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『東長崎エコタウン協議会』が発足(11/4)

 本学が提唱する環境エネルギーの地産地消モデル「東長崎エコタウン構想」を産学官が共同して推進しようと11月4日(金)グリーンヒルキャンパスにおいて、関係者72名の参加のもと事業の設立総会を行った。

 設立されたのは「東長崎エコタウン協議会」で、本学が持つ「環境エネルギーの創出・蓄電・制御技術」等の研究成果を地域貢献に活かす拠点とするもので、県内の産学官が有する環境・エネルギー関連技術と東長崎地区のインフラポテンシャルの活用に取り組み、関係団体の連携を強化しながら、地域特性にあった再生可能エネルギーの開発やスマートグリッドシステムの構築を、東長崎地区に先導的に誘導し、持続可能な社会の実現と安心・安全・快適な町づくりを目的としている。

 会では設立に関する規約が承認され、協議会の会長に本学・新技術創成研究所長の山邊時雄教授が就任した。

 続いて、「東長崎エコタウン構想」についてその概要と今後の方向性が説明された。 さらに今回のプロジェクトが、文部科学省の「大学発グリーンイノベーション創出事業『知の拠点』事業」、ならびに一般社団法人新エネルギー導入促進協議会の「平成23年度 スマートコミュニティ構想普及支援事業」の採択課題として助成されることが報告され、これから本格的に事業が稼動されることになった。

 挨拶に立った貴島勝郎学長は「東長崎エコタウン構想が未来型の新しいモデルケースとして全国へそして世界へ発信していきたい」と今後の取り組みについて抱負を述べた。


◎「東長崎エコタウン構想」とは?
本学が立地する東長崎地区に低炭素化社会に向けた未来型エコタウンをつくる構想で、下水処理施設のメタンガス発電やバイオマスガス発電施設を設置し、スマートグリッド技術により地域の電力消費量を最小限に抑え、CO2発生を減らしながらエネルギーの地産地消を図り循環型社会の構築を目指す取り組み。



◎地域連携研究会
/eco_town/

◎NEDOエネルギーセミナーin長崎『東長崎エコタウン構想』(2/19)
http://nias.jp/cgi-bin/news/news_view.cgi?KEY=1472

設立総会の様子

設立総会の様子

挨拶を述べる貴島学長

挨拶を述べる貴島学長

協議会会長に就任した山邊教授

協議会会長に就任した山邊教授

東長崎エコタウン構想について解説

東長崎エコタウン構想について解説

会場の様子

会場の様子