長崎総合科学大学第5回公開講演会『基地の島・ディエゴガルシアの歴史といま~私たちに問いかけるもの~』が12月10日(土)、長崎原爆資料館平和学習室にて、一般来場者、学生、教職員が参加のもと開催された。
長崎平和文化研究所長の横手一彦教授が挨拶した後、「基地の島・ディエゴガルシアの歴史といま~私たちに問いかけるもの~」と題して、成城大学法学部教授の木畑洋一氏が講演した。
インド洋の島嶼(とうしょ)・イギリス領ディエゴガルシア島は、チャゴス諸島の一つで、現在米軍によって基地として使用されている。
木畑氏は、ディエゴガルシアの役割や現在・過去の問題を、参考写真などを紹介しながら解説。ディエゴガルシアを含むチャゴス諸島が、フランスからイギリスの手に渡り、米軍軍事施設のためにアメリカに島嶼借用されるまでの歴史的背景を説明した。
また、インド洋英領の誕生についてや、チャゴス諸島住民の放逐、米基地の建設と島民をめぐる国際世論、帰島を願う島民とイギリス政府の闘いなど諸問題を抱える現状についても説明した。
講演後は、質疑応答の時間が多く設けられ、来場者からの質問が飛び交い、沖縄とディエゴガルシアの基地問題の比較など熱心な議論が行われた。
●長崎総合科学大学 第5回公開講演会
『基地の島・ディエゴガルシアの歴史といま~私たちに問いかけるもの~』
講師 : 成城大学法学部教授・東京大学名誉教授 木畑 洋一 氏
コメンテーター : 長崎平和文化研究所運営主任 芝野 由和准教授
◇公開講演会
http://nias.jp/public/
◇長崎平和文化研究所
http://nias.jp/center/ri3/index.html
◇成城大学
http://www.seijo.ac.jp/
長崎平和文化研究所長の横手一彦教授が挨拶した後、「基地の島・ディエゴガルシアの歴史といま~私たちに問いかけるもの~」と題して、成城大学法学部教授の木畑洋一氏が講演した。
インド洋の島嶼(とうしょ)・イギリス領ディエゴガルシア島は、チャゴス諸島の一つで、現在米軍によって基地として使用されている。
木畑氏は、ディエゴガルシアの役割や現在・過去の問題を、参考写真などを紹介しながら解説。ディエゴガルシアを含むチャゴス諸島が、フランスからイギリスの手に渡り、米軍軍事施設のためにアメリカに島嶼借用されるまでの歴史的背景を説明した。
また、インド洋英領の誕生についてや、チャゴス諸島住民の放逐、米基地の建設と島民をめぐる国際世論、帰島を願う島民とイギリス政府の闘いなど諸問題を抱える現状についても説明した。
講演後は、質疑応答の時間が多く設けられ、来場者からの質問が飛び交い、沖縄とディエゴガルシアの基地問題の比較など熱心な議論が行われた。
●長崎総合科学大学 第5回公開講演会
『基地の島・ディエゴガルシアの歴史といま~私たちに問いかけるもの~』
講師 : 成城大学法学部教授・東京大学名誉教授 木畑 洋一 氏
コメンテーター : 長崎平和文化研究所運営主任 芝野 由和准教授
◇公開講演会
http://nias.jp/public/
◇長崎平和文化研究所
http://nias.jp/center/ri3/index.html
◇成城大学
http://www.seijo.ac.jp/