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本学で東京大学大学院生が修士論文のための研究成果発表を行う(12/15)

 大学院工学研究科電子情報学専攻研究室(田中義人教授、房安貴弘准教授)の指導で研究中の東京大学大学院2年生 忽滑谷淳史さんが12月15日(木)、学内で修士論文のための研究成果を発表した。

 忽滑谷さんの論文テーマは「GEMを用いたイメージング装置の読み出し部分の開発」。 これは建造物の非破壊検査に用いられる測定装置の検証で、従来の検査方法より、高いエネルギーのエックス線を使用する装置を取り入れ、高度な画像を高感度に処理できることが特徴。本学が中心となって研究開発しているJSTの事業。

 発表では開発に至るまでのプロセスを検証したデータなどを示して説明。 本学での約半年間の研究成果を論文に盛り込む予定だ。
 忽滑谷さんは「東京大学大学院の教授から紹介され長崎に来た。研究は順調に捗りました」と話し、長崎での武者修行を振り返り話してくれた。

 この定期ミーティングでは、同様に学部生の発表もあり、それぞれの研究テーマについてディスカッションした。




○大学院工学研究科修士課程
/graduate/master/

○東京大学大学院理学系研究科
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/departments/

○JST事業
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200904028736770157

研究発表の様子

研究発表の様子

論文を発表した忽滑谷さん

論文を発表した忽滑谷さん

田中教授(右)も研究内容を検証

田中教授(右)も研究内容を検証

在学生と一緒になってディスカッション

在学生と一緒になってディスカッション