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本学卒業生が設計した「長崎港松が枝国際ターミナルビル」が長崎市都市景観賞を受賞

 本学卒業生で建築学科非常勤講師の佐々木信明氏(Inter Media 一級建築士事務所代表)が設計した「長崎港松が枝国際ターミナルビル」がこのたび、第17回長崎市都市景観賞2011『大きな建物部門』を受賞した。

 長崎港松が枝国際ターミナルビルは2010年3月にオープン。選考理由として長崎市都市景観条例に基づき、南山手から見下ろす長崎港の大景観を確保するため、ターミナルビルの高さを抑えつつも、水辺空間に低く配置された扇状のシンプルな建物は、屋上緑化もなされ、周辺の芝生公園に溶け込み、気持ちのいい風を感じさせ、市民にとっても大景観の効用を実感できる場所となっている点が挙げられている。
 
 本学建築学科では、佐々木氏をはじめ、社会の第一線で活躍する建築技術者を数多く輩出しており、こうした先輩方が直接指導する講義もあり、学生からも好評を得ている。
 長崎市都市景観賞は1987年に自然と歴史に育まれた長崎らしいまちづくりを進め、市民の景観への関心を高めるとともに、建築に携わる方々の励みとなることを目的に始まったもので、2003年には、本学シーサイドキャンパスの旧長崎水族館を改修して作られた人間環境学部棟(現在の環境・建築学部人間環境学科棟)も建築リニューアル賞として都市景観賞を受賞している。

□長崎総合科学大学 環境・建築学部建築学科
http://www.arch.nias.ac.jp/main/top.html

□Inter Media 一級建築士事務所
http://www.intermedia-co.jp/

□長崎市都市景観賞
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/keikan/event/keikansyou.html


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長崎港松が枝国際ターミナルビルの外観1

長崎港松が枝国際ターミナルビルの外観1

長崎港松が枝国際ターミナルビルの外観2

長崎港松が枝国際ターミナルビルの外観2

設計した佐々木信明氏

設計した佐々木信明氏

長崎港松が枝国際ターミナルビルの内観1

長崎港松が枝国際ターミナルビルの内観1

長崎港松が枝国際ターミナルビルの内観2

長崎港松が枝国際ターミナルビルの内観2