2006年04月24日 トピックス 李 桓(り かん)人間環境学部助教授が3月、「漢字の語源にみる居住福祉の思想」を東信堂より出版した(税込価格735円)。 この本は、漢字の語源に着目して、「居住」や「家屋」のもつ様々な意味を、関連する漢字概念から分析した上、居住環境に「気」と「幸福」を追求した風水理論の考え方に触れ、「家屋」と「安心居住」との原初的な関係に光を当てている。東アジアの固有の論理を問い詰めたユニークな「居住福祉」論である。