本学の石橋康弘特命教授らと島原市は共同で、家畜のふん尿など排泄物からメタンガスなどバイオマスエネルギーに変える実証実験用プラントを島原市有明町の市有地に設置し、実験を開始した。
これは本学が持つ「超高温可溶化技術」を利用したもの。プラントは縦10メートル、横10メートル、高さ6メートルで、80度以上の高温で有機物を分解する「可溶化槽」の中で、石橋康弘特命教授らが一昨年、雲仙温泉で発見した新種の微生物を使い発酵を促進させる。従来のプラントの処理期間と比べ、発酵スピードが速く、3分の1程度の約10日間でメタンガスが得られる。
島原は畜産が盛んな地域で、今回の実験は循環型社会の構築、環境汚染や地球温暖化抑止などへの貢献が目的。今後、メタンガスや液肥の生成量、成分、費用対効果などを検証していく予定。
石橋康弘教授は、これまでも長崎市の東部下水処理場で、「超高温可溶化技術を利用した高濃度メタン発酵システムの実証」事業を経済産業省から採択を受け実施するなど、研究成果をあげており、今回の実証実験も、地元の新聞記事でも掲載され、今後の成果に期待が高まっている。
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