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学校法人創立70周年、附属高等科学校創立50周年を祝う記念行事が盛大に開催される(10/13)

 学校法人長崎総合科学大学 創立70周年、長崎総合科学大学附属高等学校 創立50周年を祝う記念式典を10月13日(土)、長崎ブリックホール(長崎市茂里町)で開催した。 大ホールで行われた式典には、各界からの来賓、関係団体等の招待者をはじめ、卒業生、在学生、教職員など、約1,400人が参加し盛大に執り行われた。
 式典では行德威夫理事長が式辞を述べ、大学の源流となる学校が日本のものづくり教育に先鞭をつける格好で創設された歴史に触れ、「これからも元気と情熱、科学の光が感じられるような、地域に開かれた学園を目指す」と挨拶した。
 また、来賓を代表して文部科学大臣(代読)、長崎県知事(代読)、田上富久長崎市長、日本私立大学協会会長(代読)、と片峰茂長崎大学学長より祝辞が述べられた。
 引き続き行われた記念講演会では、前日本経済新聞社会長で、現在、日本経済研究センター代表理事・会長の杉田亮毅氏が「21世紀にニッポンが勝ち進むための人材育成」と題して講演した。
 講演で杉田氏は時代の変遷とともに、中国、インドなど新興国をはじめ、21世紀はアジアの時代といわれる中、日本が勝ち進むためには、グローバル人間とイノベーション人間の育成が必要だと強調した。そして、社会に出てからも現状に満足せず、現場の改善に努めることの大切さ、世界どこでも飛び回る人材の必要性、手段としてのことばである英語教育、特にヒアリングの難しさと歴史認識の重要性を説いた。また、中国の荀子のことば「驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば則ちまたこれに及ぶ」や自身の座右の銘「ラスト3パーセント」を引用し、粘り強く努力することの必要性を訴えた。
 当日は電気電子工学科の創立50周年記念式典・記念講演会も長崎国際ホテル日昇館(長崎市西坂町)で開催された。

□電気電子工学科の創立50周年記念式典・記念講演会
http://www.elc.nias.ac.jp/news/2012/121013.html

式典の様子

式典の様子

式辞を述べる行德威夫理事長

式辞を述べる行德威夫理事長

祝辞を述べる田上富久長崎市長

祝辞を述べる田上富久長崎市長

会場の様子

会場の様子

杉田亮毅氏による記念講演

杉田亮毅氏による記念講演