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環境・建築学部公開講演会『農業と環境』が開催される(11/30)

 環境・建築学部では、農業に特別な価値を認め、その価値を擁護し、その実現を図ろうとした農の知恵(農本思想、農業擁護・尊重思想)に焦点を当て、その今日的意義を地域共生・環境・サステナビリティとの関連で吟味することを目的に、公開講演会を11月30日(金) 長崎県諫早市の諫早商工会議所で開催し約40名の市民、学生、教職員が参加した。
 基調講演として、岩崎正弥氏(愛知大学地域政策学部教授)が、「農の思想・環境・地域共生」と題し、日中の山村風景の比較、失われた農と環境・地域の関係を回復する、戦前期「農」の思想からのメッセージ、農と環境・地域共生~サステナビリティを求めての各アウトラインついて、詳しく解説。農業の価値を掘り下げて、積極的に発信していくことが必要だと訴えた。
 その後に行われたパネルディスカッションでは、李 彩華氏 (名古屋経済大学経営学部准教授)、岩崎政利氏 (有機農業実践者)、岩崎正弥氏 (基調講演者)、大場和彦氏 (本学教授、学部長)がそれぞれの研究や取り組みに関する発表を行ったうえで、個々の立場から農業と環境の視点から、地域共生・環境・サステナビリティについて、議論を交わした。

□詳細チラシ
/event/121130.pdf

□長崎総合科学大学 公開講演会・公開講座ページ
/public/

□長崎総合科学大学 環境・建築学部
http://nias.jp/faculty/human/

公開講演会の様子

公開講演会の様子

基調講演をする岩崎正弥氏(愛知大学地域政策学部教授)

基調講演をする岩崎正弥氏(愛知大学地域政策学部教授)

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

聴講する学生たち

聴講する学生たち