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公開講演会『地域活性化とスポーツマネージメント』が開催される(12/14)

 本学情報学部主催の公開講演会『地域活性化とスポーツマネージメント』が12月14日(金)、長崎県立総合体育館・大研修室で開催され、一般市民、高校生、大学生などの本学関係者が参加した。
 今回の講演会では長年、スポーツマネジメントに携わってこられた加藤久氏(日本のサッカー指導者、スポーツ研究者、元日本代表など)、森貴信氏(埼玉西武ライオンズ管理部部長、元V・ファーレン長崎取締約)を講師に招き、「スポーツマネジメント」をテーマに、講演や討論が実施された。
 最初に本学情報学部経営情報学科の小嶺忠敏教授(大学、附属高校サッカー部総監督)が公開の講演会の趣旨について挨拶し、その後、加藤久氏が講演。スポーツのビジネス化、産業化のはじまりから、企業スポーツとJリーグのステークホルダーやステークホルダーとの関わり方の違いなどを丁寧に解説。スポーツのマネジメントが必要な理由や現場活動だけではなく、ファンドレイジングやPRによるバリューチェーンの必要性を訴えた。
 次に、森貴信氏が埼玉西武ライオンズの事例をもとに、地域活性化とスポーツマネジメントについて講演。サポーターとファンの違い、既存顧客の囲い込み戦略や新規顧客の開拓などの事例や顧客を育てる発想についてわかりやすく紹介し、スポーツマネジメントで重要なことは、成果を定義すること、経営のバランス感覚が必要となることを唱えた。
 後半は、パネルディスカッション形式で、谷本和明本学情報学部経営情報学科教授の進行のもと、加藤久氏、森貴信氏、小嶺忠敏教授に加え、附属高校職員でサッカー部主務兼コーチの村山聡氏(本学卒業生)も参加し、討論会を実施。
 村山氏が「V・ファーレン長崎のJリーグ昇格に対する盛り上がりが一過性にとどまらず、継続、発展的な地域活性化に結びつけるためには?」という問題を提起し、議論が展開された。

□詳細チラシ
/event/121214.pdf

□長崎総合科学大学 公開講演会・公開講座ページ
/public/

□長崎総合科学大学 情報学部
/faculty/information/

□小嶺忠敏本学情報学部経営情報学科教授
(長崎総合科学大学、長崎総合科学大学附属高等学校サッカー部総監督)
http://nias.jp/komine/

公開講演会の様子

公開講演会の様子

加藤久氏による講演

加藤久氏による講演

森貴信氏による講演

森貴信氏による講演

討論会で問題提起する村山聡本学附属高校職員

討論会で問題提起する村山聡本学附属高校職員

討論会の様子

討論会の様子