学部卒業式、大学院学位記授与式及び別科修了式が挙行される(3/16)

　2012（平成24）年度の長崎総合科学大学　学部卒業式、大学院学位記授与式及び別科修了式が3月16日（土）、本学体育館において挙行され、合わせて206名が学び舎を巣立った。

　式では、学位記、卒業証書、修了証書が貴島勝郎学長より代表学生にそれぞれ授与され、学長より式辞と在学生を代表して学生自治会執行委員長の竹山亜里沙さんより祝辞が述べられた。

　貴島学長は「先々を見据えて対処するために、先入観やとらわれの心を持たず、虚心坦懐に広い目で見て判断することや工夫すること、研究に努めることが大事。常に自己啓発に努めて欲しい」と式辞があった。

　在学生代表の竹山さん(情報学部経営情報学科2年生)は先輩方への感謝のことばに加えて、「これから社会人になっても『凡事徹底』し、最初から上手くいかなくても誰もしないようなことを続けていれば、いつかは認められる日がくるはずです。厳しい道程でも乗り越えていけることを信じています」と祝辞を述べた。

　祝電披露の後、大学院、学部、別科生を代表して宋 暢さん(大学院工学研究科環境計画学専攻)、山野晃佑君(工学部電気電子工学科医療電子コース)、Andrade Claudiaさん(別科日本語研修課程)がそれぞれ答辞を述べた。

　このうち、学部代表の山野君は両親への感謝のメッセージを読み上げ、「それぞれ自分の道を進むが、どんな苦境でも諦めることなく努力を続け、未来を切り開いていく。それが私たちを支えてくださった方々への恩返しになると思う。」と元気よく答辞を述べた。

　また、卒業研究などで、優秀な研究成果をあげた学生に対して、学会や団体からの表彰式も執り行われた。
　式後には、学生食堂内にて同窓会による祝賀会も盛大に開催され卒業を祝福した。