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第3回『テクノラボツアー in 長崎総合科学大学』が開催される(11/29)

 「長崎“新生”産学官金連携コンソーシアム」主催による、第3回『テクノラボツアー in 長崎総合科学大学』が11月29日(金)に学内で開催され、約50名の産・学・官・金の関係者が参加した。
 このテクノラボツアーは県内工科系大学、高専の研究シーズ紹介と施設見学を実施し、企業と大学研究者の交流を図り、共同研究等の研究開発事業を推進する目的で行われるもの。今回は4名の本学教員がシーズ発表を行った。

 まず、池上国広 産官学連携センター長より、開会挨拶および本学の産学官金連携の取り組みと、来年度変更される2学部2学科8コース制について紹介された。

 その後、本学の研究シーズ紹介として、以下4名の教員が発表した。
 ①「船舶の建造技術のIT化による技能継承」工学部 船舶工学科 准教授 松岡 和彦
 ②「植物油とエタノールから製造した脂肪酸エチルエステル(E-BDF)のディーゼル燃料としての適合性」工学部 機械工学科 教授 平子 廉
 ③「移動ロボットのリンク機構と制御系の同時最適化シミュレーション」情報学部 知能情報学科 講師 佐藤 雅紀
 ④「実験住宅『ENEハウス』と実生活時のエネルギー消費について」環境・建築学部 建築学科 教授 田中 俊彦

 そして、一般社団法人長崎県発明協会の馬場 良二氏が発明協会の取り組み内容について紹介した。

 閉会後はバスで移動し、テクノラボツアーとしてシーサイドキャンパスのスマートグリッドやENEハウス、グリーンヒルキャンパスの船舶海洋試験水槽や機械実験室の見学が行われ、現場での情報交換を
行うことで、県内企業と研究者との交流を図り、共同研究開発のきっかけづくりとなった。

池上国広 産官学連携センター長による開会挨拶

池上国広 産官学連携センター長による開会挨拶

シーズ発表する松岡准教授(左)と平子教授(右)

シーズ発表する松岡准教授(左)と平子教授(右)

シーズ発表する佐藤講師(左)と田中教授(右)

シーズ発表する佐藤講師(左)と田中教授(右)

会場の様子

会場の様子

一般社団法人長崎県発明協会の馬場 良二氏による説明

一般社団法人長崎県発明協会の馬場 良二氏による説明