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東長崎学園都市化推進事業記念講演会を開催(12/2)

 東長崎商工会が取り組む本学を核とした東長崎地区の学園都市化推進事業の一環として、東長崎商工会と本学との共催による記念講演会を12月2日、本学講義室で開催し、商工会員、学生、教職員など約150名が参加しました。

 最初に、東長崎商工会の大串恒文副会長と本学の貴島勝郎学長が挨拶し、東長崎学園都市化推進事業や講演会開催の趣旨を説明しました。
 
 挨拶の後、東大阪市モノづくり親善大使で航空機部品製造業、株式会社アオキ取締役会長の青木豊彦氏が、「夢の実現 大阪の町工場が宇宙を呼び寄せた!~人工衛星“まいど1号”打ち上げ成功~」と題して講演しました。

 青木氏は従業員数約30人の小さな農機具部品製造の町工場を、米国大手航空機メーカー・ボーイング社の認定工場にまで押し上げた異色の経営者で、モノづくりの町「東大阪」を若者の集まる町として復活させようと、東大阪の中小企業のリーダーとして、人工衛星「まいど1号」を打ち上げに成功した著名人です。

 講演で青木氏は、自身のプロフィール映像を上映した後、映像制作にまつわる秘話や「人工衛星の打ち上げは、目的ではなく手段であり、真の目的である東大阪が若者が集まる元気な町にしたかった」という強い思いと経験を、ユーモアたっぷりに熱く語られました。
 そして、参加者に「自分に、会社に、東長崎や大学に誇りを持ってください。誇りから大きなパワーが生まれ、やがて必ず相手に共感を持ってもらえます」と熱く訴えかけられました。終始、熱気と笑いに包まれた講演会となりました。 

 最後に本学の立石曉理事長が講師の青木氏と参加者に対する御礼の挨拶を述べ、閉会しました。


□東長崎学園都市化推進事業

 東長崎商工会地区ならびにその近隣地区は人口5万人をかかえ、本学をはじめ本学附属高等学校、中学校、小学校などの教育機関が多く存在します。地域の発展、振興策の一つとして、地区内の重要資源である長崎総合科学大学を核とした教育機関と商工業者、地域住民、関係機関等が連携を深め、地域全体で、地域を活性化していく気運をさらに醸成し地域の賑わいを創出することを目的としています。

東長崎商工会の大串恒文副会長の挨拶

東長崎商工会の大串恒文副会長の挨拶

本学の貴島勝郎の挨拶

本学の貴島勝郎の挨拶

青木豊彦氏による講演

青木豊彦氏による講演

熱気と笑いに包まれる会場

熱気と笑いに包まれる会場

立石曉理事長(左)の御礼の挨拶

立石曉理事長(左)の御礼の挨拶