長崎県のプロジェクト「ながさき“F”プロジェクト~憧れの先輩に学べ!なりたい私、発見プロジェクト~」の成果報告会&キャリア・トークカフェが2月21日、長崎国際大学で開催され、本学の女子学生2名が成果を発表しました。
ながさき“F”プロジェクトとは、県内の大学及び短期大学から推薦を受けた17名の女子学生が、プロジェクトメンバーとして県内で活躍するロールモデルとなる社会人の方の取材や交流等の一連の活動を通して、女性が様々な新しい分野へチャレンジし、生涯にわたり自分の行き方や働き方を主体的に選択しながらキャリアを形成していく意識を醸成することを目的としています。
この中で女子学生は4チームに分かれ、半年間にわたり17名の社会人を取材し、活動報告集で取材報告をまとめあげ、成果報告会に挑みました。
本学からは、工学部工学科建築学コース1年生の笹田えりかさん(純心女子高校出身)と野口泰生さん(熊本県立第一高校出身)が参加しました。
第1部 成果報告会で、笹田さんと野口さんが属したチームCarpentersは、「仕事と子育て両立には何が必要か」と題し発表しました。女性と子どものために行われている政府の政策や、育児休暇の普及状況を述べ、子育てサポートを取り入れた企業の証「くるみん」や、北欧の先進的な取り組みを紹介したうえで、「周囲の理解で育児休暇などを取りやすい環境になれば、保障が手厚い国になるのではないか」と意見を述べました。
第2部 キャリア・トークカフェでは、少人数のグループに分かれ、ロールモデルとなった社会人の方々と仕事や家事・育児など公私に渡った質問や雑談で交流し、生き方や働き方についての考えや理解を深めました。
■ながさき“F”プロジェクト
http://www.okei-net.jp/project/information/diary.cgi?field=1
■工学部工学科建築学コース
http://www.arch.nias.ac.jp/main/top.html