講演会を2月24日、本学グリーンヒルキャンパスの会議室で開催し、教職員や学生など約50名が参加しました。
講師として、愛知工科大学工学部電子制御・ロボット工学科の中谷一郎教授をお招きし、「宇宙ロボットの将来~あなたがロボットになる日~」と題して、講演いただきました。
中谷教授は、JAXA/宇宙科学研究所教授や東京大学宇宙線研究所客員教授等を歴任され、月面探査ロボットの研究開発などに携われるなど、ロボティクスや宇宙電子工学等の著名な専門家です。
講演で中谷教授は、宇宙ロボットとは何か、ロボットが社会を根底から変える、ロボットの知能はどこまで人間に近づくか、長期的には人類と宇宙ロボットは融合して新しい生物となる等のことについて、話されました。
特に「2040年代にはロボットのパーソナル化が進み、パソット(パーソナルロボット)が出現し、社会を変える」「人類はロボットと融合して新しい生物ヒューロ(ヒューマンロボット)が出てくる」と確信しており、「宇宙に新しい文明が勃興する」と述べました。参加者も中谷教授が語るユニークな説に熱心に聞き入っていました。