本学と長崎大学および県内の企業の20余名により設立された「ながさき次世代ロボット研究会」が設立記念シンポジウムを6月26日、本学にて開催し、約 80名が参加しました。
(主催:長崎総合科学大学、共催:長崎大学大学院工学研究科)
はじめに、発起人の信栄工業 樫山和久氏が、「この研究会を通じて人材育成の輪を広げ、ロボットを次の産業の柱として長崎で発展させたい」と述べました。
講演会では、九州工業大学大学院生命体工学研究科の石井和男教授が、地方創生を目指した次世代ロボット開発」について、同岡田隆特任准教授が「MATLAB/Simulinkを用いたロボットのシステム開発」について講演いただきました。また、長崎総合科学大学での研究事例「ロボットコンテストを通じたロボット開発」についても紹介しました。
長崎総合科学大学は、MATLABをフルセットサイトライセンスしており、教員の研究ばかりではなく学生の教育にも活用されています。MATLABなどを使ったモデル化を進め、シミュレータを活用したバーチャルな世界からの次世代製造技術についても産学官協同で議論を深めていく予定です。
ロボットはあらゆる分野の技術が結集したものであり、オール長崎による知恵や技術を結集した研究会を設立し、地方創生を目指していきます。