本学の女子学生を対象とした「女子学生のための就職支援セミナー」を、日本電気(株)の渡辺美穂氏および下 悦子氏を講師として招き、9月24日 (木)に開催しました。
このセミナーは九州経済産業局の社会への進出を目指す女性への支援の一環として開催されている「女子学生向け出前講座」で、就職活動を控える女子学生を対象に、講師の仕事紹介や女性就労状況の最新動向の講演とパネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションでは、リラックスした雰囲気のなか、会社選びやライフイベントと仕事の両立、生涯働き続けるコツなどについて、講師のこれまで苦労した仕事やそれを乗り越えたこと、小さいお子さんと一緒に号泣しながら歩いたことなど、講師の具体的な経験談を織り交ぜてのディスカッションが交わされました。
そのなかで、渡辺美穂氏は、「勉強して実力をつけなさい。実力をつけると自分の『力』次第で仕事の内容や環境が変わってくるから。」と、管理職として活躍されている立場から部下の女性へされているアドバイスを紹介頂きました。また、下 悦子氏は、「人と関わることを仕事でもプライベートでも大切にして欲しい。」と話されました。
最後に、女性が社会で活躍するためのヒントとして、「自分の良いところは必ずある。それを将来の『自信』に変えていって欲しい。」と女子学生に向けてエールを送られました。
セミナー後には、既に就職活動で「内定」を得ている学生から「営業職」の苦労や女性だからこそ良かったことについて質問が寄せられ、「女性の営業職は信頼されるまでは大変だが、一度信頼を得ると強い。自分の経験では男性の営業職よりも信頼を得ることが多かった。」と返答がなされ、参加した学生は「働く」ことについて将来のイメージを鮮明に感じられた様子でした。
本学では社会人として生き抜く力を身につけることを目標に掲げ、1年次から段階的なキャリア教育に取り組んでおり、時代と社会の要請に応え得る人材の育成と輩出に全力で取り組んでいます。
□長崎総合科学大学「就職サポート」について
/employment/examinee/