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「青少年のための科学の祭典」に本学も出展しました(10/17・10/18)

 青少年のための科学の祭典2015 第19回長崎大会」(主催:「青少年のための科学の祭典」全国大会実行委員会)が10月17日(土)・18日(日)の2日間、長崎市科学館(長崎市油木町)で開催され、本学学生と教職員が出展し、子供たちに科学の面白さを伝えました。
 
 本学からは、「ロボットで遊ぼう!(下島真教授)」、「スピーカーによるワイングラスの共鳴破壊実験(NiAS構造音響特性研究会、黒田勝彦教授)」、「サイホンを考えよう(原田啓一非常勤講師)」の企画で出展しました。

 このうち、「スピーカーによるワイングラスの共鳴破壊実験」では、機械工学科の3・4年(NiAS構造音響特性研究会)の学生が中心となり、ワイングラスを対象 に、グラスの割れやすい周波数の信号をスピーカーから発信させ共鳴させることにより、ワイングラスを破壊させる実験を披露。グラスが割れた瞬間、多くの見 学者から「わー、すごい」などの歓声と拍手が起きました。

 また、「ロボットで遊ぼう!」は「ETロボコン2015九州北地区大会」で総合優勝し、11月に行われるチャンピオンシップ大会(全国大会)に出場する学生チー ム「NiASET」のメンバーが中心とって、こどもたちにロボットを動かすための簡単なプログラムをパソコンで作り、テストコースを走らせる体験型の企画 を実施。参加したこどもたちは、とても熱心に夢中になって取り組んでいました。参加したこどものうち、ある男の子は「自分でパソコンで作って、ボタンを押 したら動いたので、とても楽しかった」と語ってくれました。

 そのほか、「サイホンを考えよう」の企画では、本学別科日本語研修課程のモンゴルからの留学生も実験を手伝い、自然エネルギーで水を動かすことができるサイホンの原理をこどもたちに楽しく伝えていました。

 「青少年のための科学の祭典」とは、体験や体感、展示をとおして、科学のおもしろさや楽しさを紹介し、参加者と共有することをめざした全国的な活動です。
 会場は科学や理科をテーマにした大学、高専学校、高等学校、企業、団体のブースが並び、両日とも家族連れを中心に多数の来館者があり賑わいました。本学が出展したブースにも子供たちが大勢訪れ、学生や教員の指導のもと、熱心に工作や実験に取り組んでいました。


□青少年のための科学の祭典2015  
 http://www.kagakunosaiten.jp/index.php

□長崎総合科学大学 工学部工学科機械工学コース
 http://www.mech.nias.ac.jp/mechtop.htm

□長崎総合科学大学 総合情報学部総合情報学科知能情報コース
 http://www.it.nias.ac.jp/haci/

□ETロボコン関連トピックス
 /news/detail.php?id=2334

□NiASプロジェクト
/life/project/

「スピーカーによるワイングラスの共鳴破壊実験」を説明する機械工学科の学生

「スピーカーによるワイングラスの共鳴破壊実験」を説明する機械工学科の学生

実際に割れたグラス。割れた瞬間、会場からは歓声と拍手が起きました

実際に割れたグラス。割れた瞬間、会場からは歓声と拍手が起きました

「ロボットで遊ぼう!」で真剣な表情でロボットを動かすためのプログラムを作成するこどもたち

「ロボットで遊ぼう!」で真剣な表情でロボットを動かすためのプログラムを作成するこどもたち

実際にテストコースでロボットを走行

実際にテストコースでロボットを走行

、「サイホンを考えよう」の企画、親子で楽しく体験

、「サイホンを考えよう」の企画、親子で楽しく体験