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平和文化シンポジウム「少年の重大犯罪の予防と子どもの平和」を開催しました(11/29)

 長崎平和文化研究所主催の今年度第2回平和文化シンポジウム「少年の重大犯罪の予防と子どもの平和」を11月29日、少年法等の専門家を招いて長崎県立図書館で開催し、関係者や市民など約30名が聴講しました。
 
 最初に、法務省「少年矯正を考える有識者会議」座長、「法制審議会(少年法部会)」部会長代行を歴任された専修大学名誉教授の岩井宜子氏が「少年保護法制の現状と課題-問題行動への司法的介入を中心に-」と題して基調講演を行いました、その後のシンポジウムでは、4名の専門家が登壇し、事例や活動状況の報告と少年の重大犯罪の予防について、パネルディスカッションが行われました。シンポジウムでは、各機関の連携や事前の情報共有の重要性などについての訴えや意見が交わされました。
 
 司会とコーディネーターは本学の柴田守准教授(専門分野:刑事法・犯罪学・被害者学)が務めました。今回のシンポジウムはメディアからの関心も非常に高く、共同通信社、西日本新聞社、朝日新聞社、長崎新聞社、NHK長崎などの取材がありました。
  
■当日のプログラム

◇基調講演
 「少年保護法制の現状と課題-問題行動への司法的介入を中心に-」
  岩井宜子氏(専修大学名誉教授) 

◇シンポジウム
 1.「長崎県の問題行動に対する関係機関との連携」
  西村一孔氏(長崎県教育庁義務教育課児童生徒支援室長)
  
 2.「法務少年支援センターが実施する『地域社会の非行防止の援助』」
  至極 睦氏(佐賀少年鑑別所統括専門官(考査担当))
  
 3.「少年サポートセンターが実施する『問題行動を繰り返す少年の立ち直り支援』」
  村田こずえ氏(長崎県警察本部生活安全部少年課少年サポートセンター少年補導職員) 
  
 4.ディスカッション
  岩井宜子氏×西村一孔氏×至極 睦氏×村田こずえ氏
  
  
◇長崎総合科学大学 公開講演会
 /kouenkai/
     
◇長崎総合科学大学 平和文化研究所
 /center/ri3/


 

   

   

岩井宜子氏による基調講演

岩井宜子氏による基調講演

ディスカッションの様子

ディスカッションの様子

司会とコーディネーターを務めた本学の柴田守准教授(専門分野:刑事法・犯罪学・被害者学)

司会とコーディネーターを務めた本学の柴田守准教授(専門分野:刑事法・犯罪学・被害者学)