長崎県内の大学と短大の学生が集まって県政への政策提言などを行う「長崎県若者議会」が12月12日、長崎県議会議場などで開催され、本学からも4名の学生が参加しました。
これは、平成27年6月に公職選挙法が改正され、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを受け、若者の政治参加意識の向上を図ることを目的に、県議会が今年初めて企画したものです。若者議会には、長崎県内の大学・短大から計39人が参加し、本会議では、各大学の代表者がそれぞれ提言を発表しました。
本学からは、吉村保亮さん(マネジメント工学コース2年生)が「観光地を結ぶものは何か」と題して、観光の振興における施策と問題点として、交通システムの整備や観光情報の提供方法などに関して、若者の視点から提言を行い、「官民協働の長崎県における新しい公共を県政によって構築すべき。」と訴えました。
その後、4つの委員会に分かれ、県議会議員との意見交換を実施しました。本学の4名も、総務委員会と農水経済委員会に分かれ、このうち、農水経済委員会では、濱口和也さん(知能情報コース1年生)が副委員長を務め、本学の学生もそれぞれの委員会で積極的に発言し、議論を深め、議会の仕組みを学び、政治への積極的な参加の意義を改めて実感した様子でした。