海洋再生可能エネルギーや海洋産業などについて、地元の若者に興味を持ってもらうことを目的に、12月12日、海洋教育フォーラム「海の環境とエネルギー」が長崎歴史博物館で開催され、地元の高校生、本学学生、専門家や関係者ら約80名が出席しました。
専門家による講演のうち、本学船舶工学コースの松岡和彦准教授も「明日の海洋産業を支える技術者の育成~情報通信技術(ITC)を活用した新しい技術」と題して講演しました。
松岡准教授は、海洋・造船産業の現状や大手造船会社での勤務経験を活かした、技能継承のための情報通信技術(ITC)を活用した最先端の造船技術シミュレータの開発や本学と地域が連携して行っている設計教育の現状などについての説明を行い、「海洋産業の発展には若い優秀な人材が必要であり、本学で行っている海洋産業と造船・船舶工学教育を、全国でもトップクラスの海洋県で海洋エネルギーの先進県である長崎の地で、世界レベルの技術者の育成に寄与していきたい。」と訴えました。
□全国唯一の船舶工学コース「長崎総合科学大学の船舶工学コース」
http://www.ship.nias.ac.jp/