政治評論家の加藤清隆氏をお招きし、東長崎学園都市化推進事業特別講演会を開催しました(1/26)

　東長崎商工会が取り組む本学を核とした東長崎地区の学園都市化推進事業の一環として、東長崎商工会と本学との共催による記念講演会を1月26日、本学講義室で開催し、商工会員や教職員など約50名が参加しました(昨年度に続き2回目)。

　最初に、東長崎商工会の岩永信俊会長と本学の立石曉理事長が、東長崎学園都市化推進事業や講演会開催の趣旨について挨拶しました。
　
　挨拶の後、拓殖大学客員教授で政治評論家の加藤清隆氏が、若者が夢を持てる社会に「今後の政治経済を展望する」～地方創生・地方の中小小規模企業の行方～と題して講演しました。

　加藤氏は長崎のご出身。時事通信でワシントン特派員、政治部長、解説委員長などを歴任し、現在は、大阪読売テレビの「そこまで言って委員会」に出演するなど、多方面でご活躍されています。講演で加藤氏は、政治と経済についての基本的な仕組みや現況、ならびに今後の展望に触れ、普段はなかなか聞くことが出来ないご自身の体験談をもとにした裏話など、時々ユーモアを交えながら、お話いただきました。
　そして、参加者に「世界の動きは、政治も経済も一国だけでなく、様々な国や地域の情勢などが複雑に関連し合っているので、日頃から新聞やメディアを通じて、その一端を紐解いて欲しい。」と語られました。

　最後に東長崎商工会の大串恒文副会長が講師の加藤氏と参加者に対する御礼の挨拶を述べ、閉会しました。

□東長崎学園都市化推進事業
　東長崎商工会地区並びにその近隣地区は人口5万人をかかえ、本学をはじめ本学附属高等学校、中学校、小学校などの教育機関が多く存在します。地域の発展、振興策の一つとして、地区内の重要資源である長崎総合科学大学を核とした教育機関と商工業者、地域住民、関係機関等が連携を深め、地域全体で、地域を活性化していく気運をさらに醸成し地域の賑わいを創出することを目的としています。