2月25日、 セントヒル長崎ホテルにて、産業技術推進機構長崎(NPOサンスイ機構)との共催で産学官連環型交流講演会を開催しました。
『長崎ゆかりの新産業技術 ~ 先端技術から伝統産業まで~ 』と題した今回の講演会は、スマート社会を支える、リチウムイオン蓄電デバイス開発の歴史と発展性、世界遺産に登録された「長崎の産業革命遺産」の修復等に使用される次世代の先端材料"炭素繊維"、伝統的なべっ甲産業振興のためのタイマイ養殖などの内容で開催し、学生・教職員、地域産業界などから約50名が参加しました。
【産学官連環型交流講演会】
『長崎ゆかりの新産業技術 ~ 先端技術から伝統産業まで~ 』
講演内容
1. 『リチウムイオン蓄電デバイス研究開発の源流について』
長崎総合科学大学 大学院新技術創成研究所 特命教授 村上信明
2. 『社会を変える新技術
新規ハイブリッド型リチウムイオン蓄電デバイスの現状と将来展望』
JSR株式会社先端材料研究所 主任研究員 安東信雄 氏
3. 『リチウムイオン電池からナトリウムイオン電池へ』
長崎大学大学院工学研究科物質科学部門 教授 森口 勇 氏
4. 『熱可塑性炭素繊維強化樹脂による土木・建築資材の開発と展望』
エフテックス有限会社 代表取締役社長 藤巻 隆 氏
5. 『三百年の伝統「長崎べっ甲」の明日~地場産業の創成に向けて』
日本べっ甲協会 専務理事 稲田雅厚 氏