長崎市農業センターで開催された「夏の恒例 すいかまつり」の「土づくり講習会」で、下高敏彰さん(大学院工学研究科博士課程総合システム工学専攻)および総合情報学部の学生らが講師を務め、約60名の市民が参加しました。
本学と三菱長崎機工㈱の共催で行われた講習会では「東長崎エコタウン構想」の取り組みのひとつ、下水汚泥の水熱処理施設「メタサウルス」の技術によりつくられた肥料を使って家庭で簡単にできる土づくりを紹介しました。
この研究は、本学と長崎市、三菱長崎機工㈱が共同で実施しており、下高さんは、地域のゼロエミッションの観点から東部下水道処理場で発生した下水汚泥由来資材の農地への利活用を目的に長崎市農業センターのハウスにおいて、カブやほうれん草、トマトの栽培などへの実証研究を行っています。
当日、説明を受けた農家の方は実際の農作物への効果や使用法などを熱心に質問し、今後の実証成果に大きな期待を寄せている様子でした。
また、説明後、希望者には肥料が無料配布されました。
□東長崎エコタウン協議会
http://nias.jp/enec/
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