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【公開講演会】『東長崎エコタウン構想推進:ゼロエミッションを目指して ~東部下水処理場におけ るメタン発酵残渣肥料化の実証~』を開催しました(8/2)

 講演会『東長崎エコタウン構想推進:ゼロエミッションを目指して ~東部下水処理場におけるメタ
ン発酵残渣肥料化の実証~』(主催:東長崎エコタウン協議会、共催:長崎総合科学大学、長崎市)を8月2日(火)、グリーンヒルキャンパスにおいて、企業・自治体関係者、学生・教職員を含め約50名の参加で開催しました。

 開会に先立ち、田中義人協議会会長(新技術創成研究所長)が今回の東長崎エコタウン協議会総会において、会費制の協議会への移行し自立した事業を行える形態となることを報告し、開会の挨拶を述べました。
 続いて、長崎市の田上富久市長(草野孝昭環境部長代読)ならびに長崎総合科学大学木下健学長が共催の挨拶を述べました。

 講演では、本学 大学院 新技術創成研究所の大場和彦教授が長崎市東部下水処理場の下水汚泥の水熱処理施設「メタサウルス」の概要および成果を解説。さらに、廃棄残渣より肥料化した資材は長崎市農業センターでトマトやホウレン草などの試験栽培を行い、農作物に有効であることが実証されたと報告しました。


※ 「東長崎エコタウン構想」
 本学が立地する東長崎地区に低炭素化社会に向けた未来型エコタウンをつくる構想で、太陽光発電やバイオマスなど再生可能エネルギー関連施設を設置し、スマートグリッド技術により地域の電力消費量を最小限に抑え、CO2発生を減らしながらエネルギーの地産地消を図り循環型社会の構築を目指すもの。


□東長崎エコタウン協議会
http://nias.jp/enec/

大学院 新技術創成研究所 大場和彦教授

大学院 新技術創成研究所 大場和彦教授

講演会の様子

講演会の様子