9月19日、『東長崎エコタウン構想推進:ゼロエミッションの推進を目指して』と題した公開講演会を本学で開催しました。
東長崎エコタウン協議会が主催(共催:長崎市、長崎総合科学大学)し、地域住民や企業・自治体関係者、学生・教職員を含め74名が参加しました。
当協議会では、東部下水処理場からの完全リサイクルを目指して取組んできましたが、下水汚泥のメタン発酵残渣の2次肥料化に成功し、今春、長崎総合科学大学で「大地のめざめ」として肥料登録し長崎市農業センターにて実証研究を継続しています。
基調講演では実証研究の状況や、脱水後の廃液(返流水)の浄化と有効利用技術などを紹介しました。
また、特別講演では海洋産業で活躍する人材育成、開発した海中ロボットの紹介や産業への応用など、本学で行っている取り組みを紹介しました。
【基調講演】
『東部下水処理場におけるメタン発酵残渣の肥料化技術(2次処理)
並び返流水の有効活用技術の研究について』
長崎総合科学大学 大学院新技術創成研究所
環境・エネルギー部門
大場和彦 教授
薄田篤生 客員研究員
下高敏彰 客員研究員
【特別講演】
『海を活かす技術のワークショップとROVによる海中観察』
長崎総合科学大学 大学院新技術創成研究所
海洋・複合新技術部門
松岡和彦 准教授
□東長崎エコタウン協議会
/enec/
□新技術創成研究所
http://www.iist.nias.ac.jp/
□特別講演『海を活かす技術のワークショップとROVによる海中観察』で紹介された人材育成のワークショップが新聞で紹介されました
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