10月7日に長崎ペンギン水族館で、小・中学生向け「海中ロボット」の体験型イベントを開催し、小学生から大人まで約50名に参加頂きました。
午前の部は、本学の佐藤雅紀准教授による水中ロボットの解説および海中の撮影動画、そして次に五島沖に沈む旧日本海軍の潜水艦24隻を撮影した浦環教授の講演を行いました。水中ロボットで海底200メートルに沈む潜水艦を撮影し、艦の名前を特定していく課程を分かり易く解説して頂きました。
午後からは、実際に大きな魚が泳ぐ「長崎の海水槽」で海中ロボット操作体験を行いました。途中、魚がケーブルをかじってロボットを壊すというハプニングもありました。一人10分程度でしたが、操作を体験した参加者からは、「とても楽しかった」、「時間があっと言う間だった」などの感想が聞かれ、楽しんで頂けた様子でした。
【10月7日の内容】
[講演1]
海中ロボット教室「海中ロボット入門~軍艦島の撮影~」講演
〔講師:長崎総合科学大学准教授 佐藤雅紀〕
[講演2]
長崎県五島沖に沈む潜水艦の調査報告
「海底に突き刺さった潜水艦は伊58か?~ROVや曳航体を使った調査は何ができるか~」
〔講師:東京大学名誉教授/九州工業大学特別教授 浦 環 氏〕
【体験】
ロボット操縦体験~海中ロボット(ROV)を自分で操作して、「長崎の海水槽」の魚をカメラで撮影しよう!!
※このイベントは日本財団「海と日本PROJECT」の助成事業として開催されました。